畜産物の需給動向

 6 鶏卵 


▼輸 入
17年度の鶏卵の輸入量(殻付き換算ベース)は、15万1千トン(12.4%)とかなりの程度増加
図6 鶏卵の輸入量
 鶏卵の輸入量(殻付き換算ベース)は、国内需要量の3〜5%程度を占め、国内の生産量、価格動向、円相場などの影響を受けて変動している。輸入量は、用途に応じた形態での手当てが可能であり、近年は増加の傾向で推移している。

 16年度から17年度上期にかけて国内の卵価が高値で推移したことなども影響し、17年度の輸入量は150,959トン(12.4%)と前年度と比べてかなりの程度の増加となった。これらの輸入鶏卵は、お菓子、パンなどの加工材料用として利用されている。
(図6、P.217)。