畜産物の需給動向

 3 豚肉 


▼飼養動向
18年2月の豚の一戸当たり飼養頭数は1,233頭に

図1 豚の飼養戸数、頭数の推移
 
図2 肥育豚の飼養頭数規模別の構成比
 


 豚の飼養戸数は、飼養者の高齢化、16年11月から本格施行された家畜排せつ物の適正管理など環境対策への対応不足などの面から小・中規模の飼養者層を中心に減少し、18年2月1日現在の飼養戸数は7,800戸(前回調査(16年2月1日現在)比▲12.2%)と引き続き減少した。

 飼養頭数は9,620,000頭(同▲1.1%)と、わずかに減少した。
 その結果、1戸当たりの飼養頭数は、前回調査に比べ138頭増えて1,233頭(同12.6%)となった。(図1、P.194)

 このうち、子取り用めす豚のいる戸数は、6,780戸(同▲12.7%)、頭数は、907,100頭(同▲1.2%)となり、子取り用めす豚のいる農家は、全体の86.9%を占めた。

 18年の肥育豚の飼養頭数規模別構成比を見ると、5年前の13年には「2,000頭以上」の階層が50.2%であったが、18年はさらに上回って60.2%と大きく増加し、大規模化が加速している。減少が著しかった階層は、500〜999頭の中規模層の階層であり、小規模経営と大規模経営の2極分化が進んでいる。(図2)。



図3  豚の飼養頭数上位5県
 豚の飼養頭数を県別に見ると、引き続き鹿児島県が1,396,000頭(前回比1.3%)、全国シェア14.5%と第1位で、次いで宮崎県、茨城県、群馬県、千葉県となり、上位5県で全体の約4割を占めた(図3)。また、地域別にみると飼養戸数は前回調査に比べ全地域で減少し、飼養頭数は前回と比べて近畿、沖縄がかなり減少し、中国、九州で増加した。