<%@LANGUAGE="JAVASCRIPT" CODEPAGE="932"%> 畜産 国内編2007年度/畜産物の需給動向 6. 鶏卵-輸入
畜産物の需給動向

 6. 鶏卵 


▼輸 入
18年度の鶏卵の輸入量(殻付き換算ベース)は、12万1500トン(▲19.5%)と大きく減少


図6 鶏卵の輸入量

 鶏卵の輸入量(殻付き換算ベース)は、国内需要量の3〜5%程度を占め、国内の生産量、価格動向、円相場などの影響を受けて変動している。鶏卵の輸入量は、用途に応じた形態での手当が可能であり、近年は増加の傾向で推移していたが、18年度は121,506トン(▲19.5%)と前年度と比べて大幅に減少した。これは(1)国内の卵価が比較的落ち着いていること(2)飼料価格の世界的高騰の中で輸入メリットが減じたこと−などがその要因として挙げられる。しかし、使用方法や用途が確立されている乾燥卵(全卵粉、卵黄粉、卵白粉)に関しては、その利便性からも大きな減少はなく安定して推移している(図6、P.217)。