<%@LANGUAGE="JAVASCRIPT" CODEPAGE="932"%> 畜産 国内編2007年度/畜産物の需給動向 7. 飼料-飼料作物の生産
畜産物の需給動向

 7. 飼料 


▼飼料作物の生産
18年度の収穫量は351万トンで、わずかに減少


図3 飼料作物の生産

 飼料作物の作付面積は、近年、減少傾向で推移している。18年度は、都府県で引き続き減少、北海道においては前年度とほぼ同水準となったため、全国では89万8千ヘクタールとわずかに減少した。

 飼料作物生産量(TDNベース)は、近年、作付面積と単位当たり収量の減少傾向にあることから、16年度は前年度上回ったものの、おおむね減少傾向が続いており、18年度はわずかに減少し、350万9千トンとなった(図3、P.218)。



図4 稲発酵粗飼料の作付面積

 稲発酵粗飼料の作付面積は、平成12年度に水田農業経営確立対策事業が実施されて以来拡大し、15年度には5,214ヘクタールにまで拡大した。16年度には、米の生産目標の数値が増加したことにより主食米の作付面積が増加したため減少したが、17年度は、飼料作物として転作での作付けが増加したことから、前年度に比べわずかに増加した。18年度は、飼料増産計画に基づく取り組みが強化されたことなどから、前年度をかなり大きく上回る5,182ヘクタールとなる見込みである(図4)。