<%@LANGUAGE="JAVASCRIPT" CODEPAGE="932"%> 畜産 国内編2008年度/経済概況 2. 食料経済概況
経済概況

 2. 食料経済概況 


19年度食料自給率(カロリーベース)は再度40%に回復



 わが国の食料自給率はほぼ一貫して低下傾向にあり、10年度以降は40%で推移していたが18年度は前年度に比べ砂糖類、果実、いも類・でんぷんなどが天候不順で生産量が減少したことに加え米の消費量が減少したことなどにより8年ぶりに1ポイント減少し39%となった。 19年度は前年度から1ポイント増加し、再度40%に回復した。「食料需給表」によると、国民1人・1日当たりの供給熱量は18年度より1キロカロリー増の2,551キロカロリーとなり、このうち国産の供給熱量は13キロカロリー増の1,016キロカロリーで前年度を1.3%上回った。この要因としては、@小麦の豊作、A米の消費拡大、B砂糖の生産増、などが挙げられている。供給たんぱく質は魚介類の消費量減少に伴い2.1%減の82.3グラム、また、供給脂質も油脂類の消費量減少により0.6%減の82.3グラムとなった(図1、2)