<%@LANGUAGE="JAVASCRIPT" CODEPAGE="932"%> 畜産 国内編2008年度/畜産物の需給動向 5. 牛乳・乳製品-生乳生産量
畜産物の需給動向

 5. 牛乳・乳製品 


▼生乳生産量
18年度の生乳生産量は808万8千トン(▲2.5%)と前年度を下回る



  生乳生産量は、8年度に過去最高の8,659千トンを記録して以来、都府県での減少傾向が影響し、おおむね減少傾向で推移してきた。 17年度は、都府県で前年度をわずかに下回ったものの、北海道でわずかに前年度を上回り、全国の生乳生産量は8,293千トン(0.1%)とわずかに前年度を上回った。

 18年度は、需給緩和を背景とした生乳の減産計画が実施されたことから、北海道(▲2.7%)、都府県(▲2.2%)ともにわずかに減少し、合わせて前年度を2.4ポイント下回る8,091千トンとなった。19年度も引き続き、減産計画が実施されたものの、生産量が増加傾向にあるチーズやクリームなど乳製品向け需要が増加していることなどから、夏以降、北海道における生乳生産量が前年同月を上回って推移した。一方、都府県は、飼料高騰の影響があったものとみられ、生乳生産量は前年同月を下回って推移し、全国の生乳生産量は8,024千トン(▲0.8%)となった(図3、参考資料P55)

 全国の経産牛1頭当たり乳量を見ると、19年度は2年ぶりに1.5ポイント増加し、1頭当たり7,988キログラムとなっており、減産計画を背景に、乳牛のとう汰が行われたことも要因の一つとみられる(図2)