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中国 ―生鮮野菜価格は大幅下落―

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最終更新日:2011年5月17日

 中国の2011年4月の消費者物価指数は、食料品が対前年同月比105.3%、対前年同期比105.1%と上昇基調が継続しているものの生鮮野菜の価格は大幅な下落となった。
 生鮮野菜のCPIは、各々92.6%、101.2%と中国最大の野菜産地である山東省の収穫が本格化したこと、昨年の価格高騰による作付面積が増加したことにより大幅な下落となった。
 また、作付面積の増加には、国務院は、2010年8月27日、「野菜生産のさらなる推進、市場供給と価格安定の保障に係る通知」を公表し、野菜等の生産を促進する菜藍子工程(買物かご政策)の市長請負制(各都市の生鮮品等の需給は地方政府の市長が責任を負う政策)の強化も背景となっている模様である。
表2つ

【河原 壽 平成23年5月17日発】
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