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2012年度上半期、大豆かすの輸出量は前年度同期より2割超減(インド)

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2012年8月以降、輸出向けは激減

 インド油糧協会(The Solvent Extractors’ Association of India(以下「SEA」)によると、2012年度上半期(4〜9月)の大豆かすの輸出量は、82万2千トンとなり前年度同期より27.3%減となったことがわかった。
 最近の大豆粒の国際価格が高値で取引されることに伴い、インドでは大豆粒のまま輸出取引される傾向にある。このため、大豆油や大豆かす製造用に向けられる数量が減少した。また、国内市場でも大豆かす需要が拡大し、価格が上昇したため、大豆かすの輸出価格もつられ7月以降急騰した。9月は1トン当たり668ドルで前年同月より70%高となり、9月単月の大豆かすの輸出量はわずか6千5百トンで同97.8%減となった。
 なお、インド大豆加工組合によると、2012年の大豆の生産量は1268万トン(前年比8.8%増)と見込まれており、大豆の生産は順調に伸びている。
図1

日本向け輸出動向にも影響

 日本の2011年(1〜12月)の大豆かす輸入量は220万トンで、このうちインド産は130万トンと約6割弱を占める。日本にとってインドは大豆かすの主要供給国だ。
図2
 財務省貿易統計によれば、2012年1〜8月の輸入量は151万トンで前年同期より1.8%減となった。インド産が64万8千トンと上記の理由により7月以降激減して28.1%の減少、さらに米国産は干ばつから21万8千トンで同28.7%の減少と大幅に減少している。一方、中国産は36万2千トンで同82.2%の増加、ブラジル産は17万8千トンで同370%と急増、アルゼンチン産が8万6千トンで同221.3%と急増となり減少分を中国と南米産で手当てした。
図3

アジア向け輸出動向

 SEAによると、インドの大豆かすは、その8割弱をアジア向けに輸出している。2011年度(4月〜翌3月)の大豆かすの輸出量は日本に次いでベトナム、タイ、インドネシア、韓国となっている。
 ベトナムが68万5千トン、タイが38万トン、インドネシアが21万4千トン、韓国が9万2千トンとなっている。
 特に、ベトナムについては、近年まで日本を上回る量をインドから輸入しており、経済成長や人口増加に伴い豚肉の需要が伸びており、今後の輸入動向が注目される。
表1
【宗政 修平 平成24年10月12日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-4397



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