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2014年9月のフィードロット飼養頭数は、史上3度目となる90万頭台(豪州)

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 豪州フィードロット協会(ALFA)は11月11日、豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)と共同で、全国フィードロット飼養頭数調査結果(2014年7〜9月期)について公表した。これによると、継続する干ばつと海外市場からの高まる需要を反映し、2014年9月のフィードロット飼養頭数は90万8118頭(前年同期比15.3%増、前回調査比7.4%増)となった(図1、表)。90万頭台となったのは2006年12月以来であり、史上3度目のことである。また、稼働率も、2006年12月以来の80%台となった。
 ALFAは、フィードロット飼養頭数の6割を占めるクイーンズランド(QLD)州および同3割のニューサウスウェールズ(NSW)州での増加が今期の増頭をけん引したとし、フィードロットが集まるQLD州南部やNSW州北部での深刻な降雨不足の状況を鑑みると、今期の増頭は驚くことではないとしている。
 なお、肥育もと牛価格(Yearling Steer、330〜400キログラム)は、高まる輸出需要から上昇傾向にあり、今期の平均は前年同期比8%高のキログラム当たり193豪セント(189円:1豪ドル=98円)となった。一方、飼料用小麦の平均価格(QLD州南部ダーリングダウン)は、キログラム当たり320豪ドル(3万1400円)と、前年同期比4%高を維持しているものの、例年、収穫を直前に控えて価格が下落する時期であることから、前期(2014年4〜6月期)から12%下落している。これが、肥育もと牛価格の上昇による生産コスト増の影響を緩和したとみられる。
図1
表

2014年7〜9月のグレインフェッド牛肉輸出量は日本向けも好調

 MLAによると、2014年7〜9月の穀物肥育(グレインフェッド)牛肉輸出量(船積重量ベース)は5万9581トン(前年同期比11%増)となった。

 国別では、グレインフェッド牛肉の最大の輸出先である日本向けが3万4504トン(同16%増)、韓国向けが9693トン(同25%増)、EU向け4507トン(同31%増)、米国向け2838トン(同143%増)など、いずれも好調な中、中国向けは1635トン(同72%減)となった。

 日本向けグレインフェッド牛肉輸出量は、米国産との競合により、2012年以降、ほぼ一貫して減少して推移したが、最近の米国産の高値により、2014年4月以降は増加傾向で推移している(図2)
図2
【伊藤 久美 平成26年11月18日発】
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農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-4391



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