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米国農務省、2015/16年度トウモロコシ等の需給見通しを公表−2015年農業アウトルックフォーラム−

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 米国農務省(USDA)は2015年2月19日、20日に開催した農業アウトルックフォーラムで、2015/16穀物年度(2015年9月〜2016年8月)の穀物需給見通しを公表した。

トウモロコシ生産量は前年を下回るも、過去3番目の豊作見込み

 トウモロコシの作付面積は、収益性の高い大豆などへの転作が進むことから3600万ヘクタールと見込まれる。また、単収は1ヘクタール当たり10.6トンと、天候に恵まれた2014年水準からわずかな減少が予測される。この結果、国内生産量は前年比4.4%減の3億4500万トンと見込まれるが、これは、2014年、2013年に次ぐ過去3番目に多い水準となる。
 国内消費量は、飼料等向けが家畜や食肉生産の増加による飼料穀物需要の高まりに加え、食品・種子・その他工業向けが、スターチやコーンシロップなどへの利用拡大によりそれぞれ増加が見込まれる。
 輸出量は同5.7%増の4700万トンと見込まれる。主要輸出先である中国は在庫を多く抱えているものの、さらに輸入量が増え、また、EUやメキシコからの需要も拡大するとみられる。
 期末在庫は、前年からの在庫の繰り越し(期首在庫)が多いものの、消費増などにより取り崩され、同7.7%減の4300万トンと見込まれるが、在庫率は同1.1ポイント減の12.3%と依然として高水準となる。また、生産者平均販売価格は、1ブッシェル当たり3.5米ドル(417円:1米ドル=119円)となり、前年を同0.15米ドル(18円)下回るとみられる。

大豆生産量は前年に次ぐ豊作見込み

 大豆の作付面積は、価格が安値で推移しているものの、綿花やトウモロコシなどに比べて生産コストが低いことから、前年並みの3380万ヘクタールを維持するが、単収は、過去最高となった2014年をわずかに下回るとみられる。この結果、生産量は前年比4.3%減の1億300万トンと減少が見込まれる。
 国内消費量は、世界的に大豆生産が増加することから、安価での推移が予想されることで飼料穀物向け大豆かす需要が増加し、同2.3%増の5300万トンと見込まれる。
 輸出量は同1.7%増の5000万トンと見込まれるものの、記録的な豊作が予想される南米産大豆との競合や一大輸入国である中国の輸入量減少などを懸念材料としている。
 期末在庫量は、前年比11.7%増の1200万トンとなり、2006/07年度以来の高水準が見込まれる。また、供給量や期末在庫の増加により、生産者平均販売価格は1ブッシェル当たり9.00米ドル(1万4161円)となり、前年を同1.20米ドル(143円)下回るとみられる。
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【渡邊 陽介、平石 康久 平成27年2月25日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-9806



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