畜産 畜産分野の各種業務の情報、情報誌「畜産の情報」の記事、統計資料など

ホーム > 畜産 > 海外情報 > 2015年 > 米国、高病原性鳥インフルエンザ発生状況を更新(5月11日)―インディアナ州およびネブラスカ州の家禽農場で発生を確認―(米国)

米国、高病原性鳥インフルエンザ発生状況を更新(5月11日)―インディアナ州およびネブラスカ州の家禽農場で発生を確認―(米国)

印刷ページ
 米国農務省動植物検疫局(USDA/APHIS)は5月11日、米国の鳥インフルエンザ発生確認状況を更新した。
 新たに公表された発生確認状況は以下の通り。なお、本情報では、H5N2亜型高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)について記載する。

【5月8日】
・アイオワ州:58万1300羽を飼養する商業規模の養鶏農場ほか1件、七面鳥農場2件で発生を確認。

【5月10日】
 ・インディアナ州:裏庭の各種混合農場で発生を確認(飼養羽数は調査中)。

【5月11日】
 ・ミネソタ州:6万5600羽を飼養する商業規模の七面鳥農場ほか1件で発生を確認。
 ・アイオワ州:3万5400羽を飼養する商業規模の七面鳥農場ほか4件、養鶏農場1件で発生を確認。
 ・ネブラスカ州:170万羽を飼養する商業規模の養鶏農場で発生を確認。

 なお、疾病対策センター(CDC)は、野鳥、裏庭養鶏場、商業規模の家禽農場におけるH5型のHPAIが人に感染するリスクは低いとしており、現在まで、このウイルスによる人への感染は報告されていない。
発生州(地図)
発生州(表)
【野田 圭介 平成27年5月13日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-9533