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2016年のトウモロコシ輸出は好調に推移(アルゼンチン)

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アルゼンチンのトウモロコシ輸出量は、近年低調に推移していたが、2016年に入って前年を大幅に上回る水準で推移し、1〜3月の累計では前年同期比90.9%増の658万7000トンとなった(図1)。
図1
 同国は、2015年12月の政権交代を機に輸出規制を撤廃・緩和したほか、為替管理変動相場制(ダーティフロート)を導入して、公定レートを実体に即した非公式レートに近づけることに成功した(図2)。これにより、同国産農畜産物は輸出低迷期を脱し、一気に国際市場での価格優位性が増した状況にあり、トウモロコシ輸出量も大幅に増加することとなっている。また、大豆についても、例年4月以降に輸出が本格化するため、多雨による減産懸念はあるものの、トウモロコシと同様に今後輸出が増加するものとみられる。
図2
 2016年1〜3月の輸出先内訳を見ると、韓国向けが前年から大幅に増加し、中東、アフリカ向けも堅調に推移している(表)。このほか、隣国ブラジル向けが国内の飼料用トウモロコシ需給逼迫に伴い、アルゼンチンなどからの輸入を大幅に増加している。
表
 2015/16年度の大豆・トウモロコシの作付けの大半は、大統領選前に行われたこと影響で、政権交代後の規制緩和による増産効果は限定的であった。しかしながら、2016/17年度においては、近年減少傾向にあったトウモロコシの生産が拡大するとみられており、今後の作付見通しに注目が集まっている。
【米元 健太 平成28年5月16日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-4391



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