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カリフォルニア州の干ばつ状況は大きく改善し、生乳生産に追い風(米国)

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 米国農務省首席エコノミストのロバート・ヨハンソン氏は2月28日、米国農務省(USDA)の公式ブログの中で、干ばつの度合いが過去6年で最も低く、中でもカリフォルニア州における改善が著しいと述べた。
 国立干ばつ緩和センター(The National Drought Mitigation Center)が2月21日に公表した「Drought Monitor」は、カリフォルニア州ではD3(特に深刻な干ばつ)以上の干ばつが発生した地域が無かったと報告している(図1)。2016年12月上旬の時点では、同地域は全体の43%を占めていたため、今年に入ってからの豪雨や降雪によって急激に改善したとみられる。なお、近年の同州における干ばつのピークは2014年の8月から10月にかけてで、当時はD3〜D4のエリアが全体の約82%を占めた(図2)。
 
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 カリフォルニア州では農業用水の多くを雪解け水に依存しているが、今年は重要な水源のひとつであるシエラネバダ山脈の積雪も多く、カリフォルニア州水資源局によると3月1日時点の同州の積雪水量は例年比1.85倍に達しているという。ヨハンソン氏は、こうした状況は同州の農業にとってよい前兆であるとしている。
 なお、こうした前兆は既に酪農の現場で現れ始めているとみられ、干ばつの影響を受けて近年低調に推移していた同州の生乳生産量は、2016年の第4四期に前年同期比0.9%増と増加した。同州は全米最大の生乳生産州でありながら、昨年は全米シェア20%を下回るなど減少傾向で推移したことから、今年の生乳生産量がどの程度持ち直すか、その動向が注目される。
【調査情報部 平成29年3月17日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-9533



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