[本文へジャンプ]

文字サイズ
  • 標準
  • 大きく
お問い合わせ
検索
alic 独立行政法人農畜産業振興機構
畜産 畜産分野の各種業務の情報、情報誌「畜産の情報」の記事、統計資料など

ホーム > 畜産 > 海外情報 > 2018年 > 乾燥によるトウモロコシの減産が懸念(アルゼンチン)

乾燥によるトウモロコシの減産が懸念(アルゼンチン)

印刷ページ
 アルゼンチンでは、ブエノスアイレス州、サンタフェ州、エントレリオス州、コルドバ州などのパンパ地域で穀物の生産が盛んに行われている。しかし、2017年11月以降、こうしたトウモロコシの生産地域の多くで高温および乾燥(干ばつ)が続いており、土壌水分の低下が懸念されている。これらの地域の降雨不足は、少なくとも2月下旬まで続くと見込まれている。

 現地では、干ばつが続くことで、トウモロコシについて、
(1)生育期の水分不足により、成長が阻害され、単収が大きく減少する
(2)遅まきの地域では、は種が遅れており、作付自体ができなくなる
という懸念が広がっている。
 また、米国農務省海外農業局(USDA/FAS)は、2月8日に発表したトウモロコシの2017/18年度(3月〜翌2月)の見込みについて、生産量を4200万トンから3900万トンに、輸出量を2900万トンから2750万トンにそれぞれ引き下げている。

 マクリ現政権の下、トウモロコシの輸出税(20%)が廃止され、「輸出志向型」の政策になったことで、生産者の生産意欲が拡大し、USDA/FASによると、2016/17年度の生産量は4,100万トンと、過去最高となった。2017/18年度についても、当初は前年度を2〜3%ほど上回ると予想されていた。今回の干ばつについては、一部報道によると、過去最悪と言われた2008/09年度に匹敵するとみられており、今後4〜5週間の気候が収量を大きく左右するとしている。今回の干ばつがどの程度影響を与えるのか、今後も注視していく必要がある。
図1
図2
図3
【佐藤 宏樹 平成30年2月16日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-9805



このページのトップへ

Copyright 2016 Agriculture & Livestock Industries Corporation All rights Reserved.