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エタノールの需給トピックス

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最終更新日:2010年12月3日

エタノールの需給トピックス

2010年12月

調査情報部

(1)米国

〜10月のエタノール価格、とうもろこし需給ひっ迫を受け上昇〜
 
 シカゴ商品取引所における10月のエタノール平均価格は、10月12日に公表された米国農務省(USDA)によるとうもろこし生産量予測の下方修正に伴うとうもろこし価格の上昇およびドル安の影響から、3カ月連続で上昇し、前月比7.5%高のリットル当たり0.57米ドルとなった。
 
 米国環境保護庁(EPA)は10月13日、ガソリンへのエタノールの混合率について現行の10%(E10)から15%(E15)に引き上げることを承認した。しかし、引き上げの対象が2007年以降に製造された車両のみとなっているため、現在のところ影響は限定的となっている。
 

(2)ブラジル

〜10月のエタノール価格、含水、無水とも大きく上昇〜
 
 ブラジルにおける10月のエタノール平均価格は、含水エタノールが前月比12.6%高(米ドル換算13.7%高)のリットル当たり0.98レアル(同0.58米ドル)、無水エタノールが同13.6%高(同16.7%高)となる同1.17レアル(同0.70米ドル)とともに大きく上昇した。これは、さとうきびの収穫期が終盤に差し掛かったことや堅調な需要が影響している。含水エタノール価格がガソリンと比較して割高になっており、フレックス車のユーザーはガソリンへの切り替えを行っている。このため、製造事業者は、ガソリンへの混合に適する無水エタノール生産を視野に入れている。
 
 

(3)EU

〜10月のエタノール価格、ドル安の影響からやや上昇〜
 
 EUにおける10月のエタノール価格は、リットル当たり0.83米ドルと、前月からやや上昇した。これはドル安によるものとみられ、米国からのエタノール輸入も米国産の値上がりを反映して限定的になっている。また、原料作物生産者およびエタノール製造業者は、来年1月から適用される持続性可能基準に関する認証が必要となるが、現在のところその作業ははかどっていない。
 
資料:LMC“Monthly Sugar Report, November 2010”
 
 
 
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:情報課)
Tel:03-3583-8713



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