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でん粉の需給・価格動向

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最終更新日:2012年6月19日

でん粉の需給・価格動向

2012年6月

主要国におけるでん粉事情(2012年5月現在)

 
 

絵で見る世界のでん粉製品需給

 
 

海外のでん粉需給動向

とうもろこし

米 国

2012/13年度とうもろこしの播種面積、生産量は過去最高の見通し


 米国農務省世界農業観測ボード(USDA/WAOB)は5月10日、5月の世界農産物需給推計の月次報告を公表した。米国における2012/13穀物年度(2012年9月〜2013年8月。以下、「2012/13年度」)のとうもろこしの生産量は、作付面積と単収の増加により、過去最高となる前年度比19.7%増の147億9000万ブッシェル(約3億7567万トン、1ブッシェル=25.4キログラム)と予測された。単収は、1990〜2010年までの傾向を基に、現在の順調な作付状況を考慮し算出された予測値として、前年度を12.8%上回る166ブッシェルと見込まれている。作付予測面積は、3月末の作付意向調査の結果を受け、前年を4.4%上回る9590万エーカーと見込まれている。

 また、2012/13年度のとうもろこし総消費量は、前年を8.9%上回る137億7500万ブッシェル(約3億4989万トン)と予測された。これは飼料向けや甘味料等の食品向け、輸出向けの増加によるものである。

期末在庫率、前年度から改善し13.7%に

 期末在庫量は、前年を大幅に上回る18億8100万ブッシェルと見込まれ、期末在庫率は前年度の6.7%から13.7%に上昇する。生産者平均販売価格は、需給の緩和が見込まれることから、前年度(ブッシェル当たり5.95〜6.25ドル)を大幅に下回る4.2〜5.0ドル(約345〜約411円)になると予測されている。

(シカゴとうもろこし相場の直近のデータについては、当機構ホームページの「海外情報」)に掲載しています。)
(1米ドル=82.19円、4月末日TTS相場)
 
 
中国向け第1四半期の輸入量は、68万5000トン
 
 
 3月のとうもろこし(HScode:100590)輸出量は、前年同月比22.2%減の338万5000トンとなった。2012年第1四半期の輸出量は、前年同期比2.4%減の1028万8000トンであった。第1四半期における国別輸出量は、日本向け312万7000トン(前年同期比11.1%増)、メキシコ向け308万1000トン(同88.9%増)、韓国向け83万5000トン(同45.1%減)、中国向け68万5000トン(同177倍)となった。2012年第1四半期、中国は、直近2年は6000トン未満であった輸入量を大幅に増加させた。

 また、輸出価格(FOB)はトン当たり290米ドルと前月と変わらず、前年同月比0.7%高と、高水準で推移している。


中 国

4月の輸出価格、前月比10.4%高のトン当たり530米ドル
 
 
 4月のコーンスターチ輸出量は、前年同月から大幅減の88.0%減の4400トンであった。これは、過去2年間の月別輸入量としては最も少ない量であった。2012年1〜4月の輸出量についても、4万6700トンと前年同期比61.3%減の大幅な減少となった。1〜4月における国別輸出量は、インドネシア向け2万トン(前年同期比47.1%減)、ナイジェリア向け5600トン(同6.4%増)、フィリピン向け4500トン(同81.5%減)、マレーシア向け2700トン(同85.2%減)、韓国向け2200トン(同76.8%減)となった。

 また、輸出価格(FOB)は前年同月比5.9%高となるトン当たり530米ドルと、前月より50米ドルの高値であった。

タピオカでん粉

タ イ

5月のタピオカでん粉価格、キログラム当たり13.2バーツ
 
 
 5月上期の東北部におけるキャッサバの農家販売価格は、キログラム当たり1.90〜2.30バーツ(でん粉含有率22〜24%)であった。タピオカでん粉価格は、5月29日現在で前月から20米ドル高となったものの、キログラム当たり13.2バーツ(トン当たり440米ドル)と前年比19%安であった。4月のソンクラーン(タイにおける旧正月で別名水掛け祭りともいう。)前後、国内でん粉工場は生産を停止するため、市場が品薄傾向となり、価格が上昇したと思われる。

 2012年2月まで実施されている担保融資制度の対象となったキャッサバの量は、5月21日までで785万7424トンであった。このキャッサバを原料として生産されたタピオカチップは、212万5340トンで、タピオカでん粉は、61万6840トンであった。これをキャッサバに換算して比較すると、チップとでん粉の仕向け割合は、おおむね7対3と推計される。この制度は、政府買い取り上限1000万トン以内で、5月31日をもって終了する予定である。

 第1四半期の輸出量、前年同期比19.4%増の49万9000トン
 
 
 3月のタピオカでん粉輸出量は、20万トンと前年同月を20.6%上回った。2012年第1四半期の輸出量は、前年同期比19.4%増の49万9000トンであった。第1四半期における国別輸出量は、インドネシア向け18万9000トン(前年同期の3.6倍)、中国向け10万5000トン(前年同期比24.8%減)、台湾向け5万3000トン(同20.1%減)、マレーシア向け5万トン(同41.0%増)、日本向け2万9000トン(同13.8%減)となった。インドネシアの輸入量は、近年、内需の高まりにより需給がひっ迫し、増加している。また、輸入量の90%以上がタイからのものである。

化工でん粉

輸出国の動向

タ イ

3月の輸出価格、前年同月から100米ドル下落しトン当たり720米ドル
 
 
 3月のデキストリンおよびその他の化工でん粉の輸出量は、前年同月比3.6%減の7万4300トンとなった。2012年第1四半期の輸出量は、前年同期比9.6%減の19万600トンであった。第1四半期における国別輸出量は、日本向け6万6500トン(前年同期比4.4%減)、中国向け3万700トン(同3.5%増)、インドネシア向け1万8600トン(同6.6%減)、韓国向け1万1000トン(同2.2%減)、マレーシア向け7800トン(同11.4%増)であった。

 また、3月の輸出価格(FOB)は、前月から40米ドル下落しトン当たり720米ドルとなり、前年同月と比べても100ドル下落した。


米 国

3月の輸出価格、前月と変わらずトン当たり900米ドル
 
 
 3月のデキストリンおよびその他の化工でん粉の輸出量は、前年同月比14.1%減の3万8600トンとなった。2012年第1四半期の輸出量は、前年同期比13.0%減の10万7600トンであった。第1四半期における国別輸出量は、カナダ向け1万9700トン(前年同期比5.7%減)、日本向け1万6300トン(同16.4%減)、メキシコ向け1万800トン(同25.7%減)、英国向け7700トン(同17.9%減)、ドイツ向け7700トン(同41.5%減)であった。

 また、輸出価格(FOB)は前月からトン当たり変わらず、前年同月比10.9%高の900米ドルと高水準となった。


中 国

4月の輸出価格、トン当たり760米ドルと続落
 
 
 4月のデキストリンおよびその他の化工でん粉の輸出量は、前年同月比12.3%減の1万100トンとなった。2012年1〜4月の輸出量は、前年同期比18.3%減の3万4800トンであった。1〜4月における国別輸出量は、日本向け1万1200トン(前年同期比14.3%増)、韓国向け1万400トン(同47.5%減)、マレーシア向け3800トン(同60.1%増)、台湾向けが2700トン(同21.8%減)、インドネシア向け1300トン(同42.8%増)となった。

 また、4月の輸出価格(FOB)は、トン当たり760米ドルと前月から20米ドル値を下げたものの、前年同月比12.9%高となった。


輸入国の動向

中 国

4月の輸入価格、300米ドル値を下げトン当たり930米ドル
 
 
 4月のデキストリンおよびその他の化工でん粉の輸入量は、前年同月比20.6%減の1万6100トンとなった。2012年1〜4月の輸出量は、前年同期比19.7%減の5万9500トンであった。1〜4月における国別輸入量は、タイから3万9800トン(前年同期比13.0%減)、米国から6600トン(同0.1%減)、ドイツから2700トン(同42.6%減)、フランスから2300トン(同7.2%減)、イタリアから1800トン(同49.8%減)となった。 4月の純輸入量は、前年同月比31.5%減となる6000トンとなった。

 また、4月の輸入価格(CIF)は、前月から300米ドル値を下げ、前年同月比11.4%安のトン当たり930米ドルとなった。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-8713



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