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でん粉の国内需給

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最終更新日:2012年10月10日

でん粉の国内需給

2012年10月

調査情報部

1.天然でん粉輸入の動向

・7月の天然でん粉輸入量は、約2万トン(前年同月比37.5%増)
 内訳は、タピオカでん粉が前年同月比49.9%増となる1万7600トン、ばれいしょでん粉が同202.2%増となる1600トン、その他のでん粉が400トンであった。なお、サゴでん粉の輸入はなかった。

・ばれいしょでん粉の輸入価格(CIF)は軟化傾向で推移
 タピオカでん粉価格は前月比0.7%高のトン当たり3万5700円(前年同月比22.1%安)、ばれいしょでん粉価格は同1.3%安の8万1300円(同20.8%安)であった。ばれいしょでん粉価格は4月以降軟化傾向で推移している。
 
 
 
 

2.化工でん粉輸入の動向

・7月の化工でん粉輸入量は、約4万7700トン(前年同月比32.4%増)
 内訳は、でん粉誘導体(HScode3505.10.100)が4万5500トン、デキストリン(HScode3505.10.200)が2100トンであった。でん粉誘導体の輸入相手国は、タイが2万6500トンと全体の約58%を占め、次いで中国4000トン、ベトナム3900トン、米国3500トン他となっている。でん粉誘導体の輸入価格(CIF)は、前月比2.5%高のトン当たり6万6200円。デキストリンは同10.1%高の8万2000円であった。
 
 
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-8713