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でん粉の国内需給

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最終更新日:2014年1月10日

でん粉の国内需給

2014年1月

1.需給見通し

 農林水産省は、7月に「平成25年度でん粉の需給見通し」を公表した。その概要は以下のとおりである(詳細は、2013年8月号参照)。
 

2.輸入動向

【天然でん粉の輸入動向】
10月のタピオカでん粉の輸入価格は、14カ月振りに前月を下回る


 財務省「貿易統計」によると、2013年10月の天然でん粉の輸入量は、前年同月比11.7パーセント減の6,873トン(前月比62.8%減)となった(図1)。

 その内訳をみると、タピオカでん粉が前年同月比9.1パーセント減の6,063トン(前月比62.6%減)、サゴでん粉が同11.8パーセント減の783トン(同43.7%減)、その他のでん粉は同39.0パーセント減の26トン(同80.3%減)といずれも前年同月および前月を下回った。また、ばれいしょでん粉は、600キログラム(前年同月比99.7%減、前月比99.9%減)にとどまった。なお、前月比を見るといずれも大幅に減少しているが、これは、輸入者が、「とうもろこし等の関税割当制度に関する省令(昭和40年農林省令第13号)」第6条の規定に基づく年度下期の関税割当公表(平成25年10月1日公表)を参考に輸入を行うためであり、10月の輸入量減少は、例年同様の傾向となった。

 一方、同月の1トン当たり天然でん粉(種別)輸入価格は、タピオカでん粉でみると4万6524円(前年同月比28.4%高、前月比6.7%安)となった(図2)。タピオカでん粉の輸入価格は、12カ月連続で前年同月を上回って推移しているものの、14カ月振りに前月を下回った。タイの国内価格が下落したことによる影響が考えられ、今後の価格動向が注目される。
 
【化工でん粉の輸入動向】
10月のでん粉誘導体の輸入価格は、前年同月比上昇、前月比下落


 財務省「貿易統計」によると、2013年10月の化工でん粉の輸入量は、前年同月比8.1パーセント減の5万2894トン(前月比36.0%増)となった(図3)。

 その内訳をみると、でん粉誘導体(HSコード3505.10−100)が5万1075トン(前年同月比5.9%減、前月比37.3%増)、デキストリン(HSコード3505.10−200)が1,820トン(前年同月比44.5%減、前月比6.8%増)となった。

 でん粉誘導体の最大の輸入先国は、タイである。10月の主要輸入先国からの輸入量は、タイ3万4691トン(シェア68%)、次いでベトナム3,669トン(同7%)、中国3,488トン(同7%)、米国2,429トン(同5%)となり、上位4カ国で輸入量の8割以上を占めている。

 デキストリンの輸入量は、上位輸入先国の数量および各国のシェアも含め、月ごとの増減が大きい。10月の主要輸入先国からの輸入量は、最大となったタイで1,308トン(シェア72%)、次いでマレーシア171トン(同9%)、米国70トン(同4%)となった。

 一方、同月の1トン当たり種別輸入価格は、でん粉誘導体が8万761円(前年同月比29.7%高、前月比7.7%安)、デキストリンが8万730円(前年同月比17.0%高、前月比3.9%安)となった。なお、でん粉誘導体の輸入価格は、2012年10月以降、月ごとに見ると変動しながらも、上昇を続けてきた。これは、タイ産でん粉誘導体の原料であるタピオカでん粉が高値で推移していたことなどによるものと考えられるが、2013年10月の輸入価格は、同年3月水準まで下落した。タイのタピオカでん粉国内価格が下落した中、今後の価格動向が注目される。
 
【コーンスターチ用トウモロコシの輸入動向】
1〜10月の輸入数量は、前年同期比同水準


 財務省「貿易統計」によると、2013年10月のコーンスターチ用トウモロコシの輸入量は、前年同月を36.3パーセント上回る20万9776トン(前月比32.2%減)となった(図4)。また、1〜10月の輸入数量は268万6245トンとなり、前年同期(265万3294トン)と同水準となった。

 最大の輸入先国は、米国である。10月の主要輸入先国からの輸入量を見ると、米国は16万3880トン(シェア78%)、次いで南アフリカ1万5768トン(同8%)、豪州1万5063トン(同7%)となった。

 一方、同月の1トン当たり輸入価格は、3万3252円(前年同月比5.1%高、前月比5.7%安)となった。
 
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