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2.国際価格動向

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最終更新日:2014年6月10日

2.国際価格動向

2014年6月

ニューヨーク粗糖相場の動き(4/1〜5/20)
〜ブラジルにおける新年度砂糖の減産予測により、一時18セント台に〜
 
 2014年4月上旬のニューヨーク粗糖先物相場(期近5月限)は、世界最大の砂糖生産・輸出国ブラジルの主要生産地域である中南部地域で懸念された干ばつが、2013/14年度(4月〜翌3月)産にさほど影響を与えてはいないとされたことを受け、相場は小幅で変動するも軟調傾向となり、4月半ばは1ポンド当たり16セント台での推移が続いた(図2)。その後は同17セント台に達したが、相場上昇の要因はなく4月30日時点で同17.24セントとなった。

 5月に入ってからも相場(期近10月限)は軟調に推移しているものの、5月13日、ブラジルサトウキビ産業協会(UNICA)が2014/15年度の砂糖生産量を、前年度比5%減の3250万トンと発表したことを受け、14日の相場は同18.25セント台と一時的な上昇を見せたが、そのほかの上昇要因が乏しいことで相場は下落に転じ、5月20日時点で同17.58セントとなった。
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