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3. 国際価格の動向

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最終更新日:2016年7月11日

3. 国際価格の動向

2016年7月

ニューヨーク粗糖相場の動き(5/2〜6/20)
〜2013年10月以来、1ポンド当たり19.76セントの高値を付ける〜

 
 
 ニューヨーク粗糖先物相場(期近7月限)は、干ばつの続くインドが純輸入国に転ずるとの予測が相場を押し上げ、5月4日は1ポンド当たり16.65セントの値を付けた。高値警戒感から、6日には同15.74セントに反落したものの、その後、ブラジルのルセフ大統領に対する弾劾法廷設置をめぐる混乱に加え、トウモロコシ価格や原油価格の上昇からエタノール需要が高まり砂糖の減産につながるとの予測から、12日に同16.98セントまで上伸した後、インドが深刻な干ばつに見舞われるとの臆測が強まり、20日には同17.07セントの値を付けた。その後、ブラジル中南部の降雨予報により27日は、同17.52セントまで値を伸ばした。

 6月に入ると、ブラジルサトウキビ産業協会(UNICA)が発表した5月前半の同国のサトウキビ圧搾量が予想の範囲内であったことから、1日は同17.41セントとわずかに値を下げた。しかし、すぐに反発し、3日は、2月下旬以来の上げ幅を記録し、同18.75セントの値を付け、7日は19セント台に上昇した。ブラジル中南部地域の降雨により、収穫のみならず、港湾での荷積み作業にも遅れがでていることが押し上げ要因となった。

 さらに、ブラジルの降霜予報が支援材料となり、9日は同19.74セントの値を付けた。その後、14日は同19.34セントといったんは値を下げるも、15日は同19.76セントまで上昇し、およそ2年半ぶりの高値を記録した。UNICAが発表した5月後半の統計において、ブラジルでは中南部の降雨によってサトウキビ圧搾量が5月前半を下回ったことに加え、同国パラナ州のサトウキビ生産量が、降霜被害により当初の見通しから約1割減産するとの報道が支援材料となった。20日は、ブラジル中南部の降雨による物流の遅延が解消されつつあることから、同19.69セントに落ち着いた。
 
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