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2. 主要国の砂糖需給(2016/17年度12月予測値)

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最終更新日:2017年1月10日

2. 主要国の砂糖需給(2016/17年度12月予測値)

2017年1月

図2 主要国の生産量、輸入量、消費量、輸出量
【生産量】
 2016/17年度(10月〜翌9月)の主要国の砂糖生産量は、最大生産国であるブラジルが、3852万トン(前年度比4.9%減)とやや減少が見込まれている(図2)。これは、前年度に天候不順を理由に年度を跨いで行われていたサトウキビの収穫が、今年度は大規模には行われないとの見込まれていることなどから、原料であるサトウキビ収穫量の減少が予想されているためである。

 さらに、インドは、主要生産地域であるウッタルプラデシュ州やカルナタカ州南部においてモンスーン時期の降雨量が例年を下回り、新植サトウキビの生育に影響が生じていることなどから、2450万トン(同10.4%減)とかなりの減少が見込まれている。また、タイも、1000万トン(同0.2%減)と前年度並みにとどまり、中国の増産により、生産量第5位に転ずると見込まれている。

  一方、パキスタンとロシアは、生育時期の天候に恵まれてん菜の単収の向上が予想されることから、それぞれ604万トン(同8.5%増)、602万トン(同5.8%増)と、ともに増加が見込まれている。

【輸入量】
 2016/17年度の主要国の砂糖輸入量については、インドネシアが、減産に伴う国内供給の充当のため426万トン(前年度比9.1%増)とかなり増加し、中国を抜き最大の輸入国になると見込まれている。
 一方、中国は、政府が備蓄在庫の放出を開始したことにより、368万トン(同40.6%減)と大幅な減少が見込まれている。

 また、米国は、生育時期の天候に恵まれたことにより、サトウキビ、てん菜ともに生産量の増加が見込まれ、それに伴い砂糖の増産も予想されることから、270万トン(同10.7%減)とかなりの減少が見込まれている。

【消費量】
 2016/17年度の主要国の砂糖消費量は、インド、中国、ブラジル、ロシアは、それぞれ2820万トン(前年度比1.3%増)、1760万トン(同2.9%増)、1216万トン(同1.3%増)、634万トン(同1.6%増)と、いずれも堅調に推移し、わずかな増加が見込まれている。

 また、経済成長や人口増加の著しいアジア圏の増加が見込まれており、インドネシアが694万トン(同2.3%増)、パキスタンが525万トン(同2.4%増)と、ともにわずかな増加が見込まれている。

【輸出量】
 2016/17年度の主要国の砂糖輸出量は、最大輸出国であるブラジルが、生産量の減少に伴い2605万トン(前年度比12.6%減)と、かなりの減少が見込まれている。

 また、前年度の輸出量が第3位であったインドは、高騰する国内砂糖価格の安定化を図るため、政府が輸出関税の導入や製糖企業に対する保有在庫の上限設定を行っていることなどから、130万トン(同67.5%減)と大幅に減少し、第8位に転ずると見込まれている。

 一方、EUは147万トン(同13.7%増)とかなりの増加が、キューバは前年度の減産からの生産量回復に伴い、120万トン(同50.0%増)と大幅な増加が見込まれている。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-8713



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