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「シュガーチャージ推進協議会」の設立について

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最終更新日:2018年9月10日

「シュガーチャージ推進協議会」の設立について

2018年9月

精糖工業会 理事・事務局長 内田 豊
 平成30年4月、砂糖関係8団体による「シュガーチャージ推進協議会」が設立され、砂糖の需要喚起に向けた新たな活動が始まりました。
 ここでは同協議会設立の経緯、活動のコンセプトおよび今年度の活動内容について記します。
「シュガーチャージ推進協議会」の概要

1.砂糖を取り巻く環境

 肥満・糖尿病・虫歯といった疾患や運動不足・過食による体重増など、砂糖はしばしば不健康な状態や生活と結び付けられがちであり、そのため消費者が砂糖に対してマイナスイメージを抱きやすい環境であることが需要減少の一因になっていると考えられます。

 このような風潮に対し、砂糖業界では平成2年に設立した「お砂糖“真”時代」推進協議会ならびに農畜産業振興事業団(農畜産業振興機構の前身組織)の補助事業として9年から開始の「砂糖普及啓発推進事業」および12年から開始の「砂糖消費拡大推進事業」による活動などを通じて、砂糖の基礎知識や脳や身体のエネルギー源としての有効性、調理上の特性などについてテレビCMや新聞・雑誌広告、シンポジウムやセミナーの開催などを通じて訴求してきました。「砂糖普及啓発推進事業」は12年3月に、「砂糖消費拡大推進事業」は19年3月に、そして「お砂糖“真”時代」推進協議会は29年5月に活動を終了しましたが、これらの活動は、砂糖に対する正しい理解の普及に一定の成果はあったものと考えています。

 しかし、依然として「糖質制限ダイエット」がメディアで大きく取り上げられ、「糖質オフ」、「糖類オフ」をうたった食品や飲料が数多く上市されたり、「この食品の糖質は角砂糖○○個分」といったテレビCMが放映されるなど、砂糖はその象徴として扱われており、これまで以上のネガティブイメージが懸念される状況になっています。

2.活動のコンセプト〜「シュガーチャージ」とは?〜

 そこで、業界としての新たな啓発活動に取り組むべく、当会の調査広報委員会でその方向性について検討を重ねていく中で、従来の砂糖の正しい知識の啓発に加え、「どうしたら砂糖の需要回復の流れがつくり出せるのか」が大きなテーマとなりました。

 厚生労働省の調査によれば、日本人の平均的なエネルギー摂取量は減少傾向にあるものの、男性の肥満者の割合は増加傾向にあります。一方、女性の肥満者の割合はほぼ横ばいですが、逆に過度なダイエットによる痩せ過ぎが問題視されております。

 エネルギー摂取量の減少は高齢者の増加なども一因として考えられますが、それとともに、生活様式の変化による活動不足も、肥満者の増加につながっているのではないかと考えました。

 そこで、日々の仕事や勉強はもとより、スポーツや知的活動(囲碁、将棋、音楽、美術など)を通じて毎日を生き生きとアクティブに生活し、消費したエネルギー分はきちんと摂取すること、中でも身体や脳のエネルギーとなり、心の安らぎや癒しをもたらす、「菓子・スイーツ」に象徴される砂糖を含む甘いものを摂ることで明日の活力につなげようと「生活提案」するキャンペーンを展開することとしました。そのためのキーワードが「シュガーチャージ」です。シュガーは「砂糖の入った甘いもの」を、チャージは「充電すること・燃料を入れること」を意味します。アクティブな生活に共鳴する人たちに向けて、活動して消費した分のエネルギーを、砂糖が入った食品・飲料で補充・補給することを訴え、 「よく動いて、よく摂ろう」というメッセージの浸透を目指します。

 人気のケーキ店の情報がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて一気に拡散したり、五輪選手や将棋の注目若手棋士が好んだお菓子がメディアで大きく取り上げられたりと、多くの人々がスイーツに非常に高い関心があることがうかがえます。「一生懸命何かに取り組む」「新しいことにチャレンジする」、そして頑張った自分の脳や身体にスイーツや砂糖を含む食品・飲料をチャージして、満たされた心で明日につなげる、「シュガーチャージ推進協議会」はこういったチャレンジする人々を応援していこうと考えています。

 もちろん、需要拡大については一朝一夕にできるものではありませんが、まずは「砂糖についての見方が変わってきたね」という機運をつくり出したいと考えています。

 このような考え方について、砂糖関係団体の皆様に説明し、ご理解をいただいて結成されたのが「シュガーチャージ推進協議会」です。
「シュガーチャージ推進協議会」のロゴマーク

3.今年度の具体的活動内容

 これまでの砂糖の啓発活動にない新たな試みとして、SNSを中心とするインターネットをさまざまな情報の発信手段として活用いたします。

(1)PR動画の制作・発信〜「#みんなのチャレンジ310」プロジェクト

 甘いものを生活に上手に取り入れ、日々チャレンジしてアクティブに生活している6人(クライマー、将棋棋士、落語家など)の日常をドキュメンタリー風に描いたPR動画を制作し、WebサイトおよびTwitter、facebookなどのSNSにて発信します。

 さらに、一般の人からも何かにチャレンジしている動画の投稿を募集する「#みんなのチャレンジ310」プロジェクトをスタートし、「シュガーチャージ」の機運を盛り上げます。
#みんなのチャレンジ310

(2)Webサイトの構築

 「シュガーチャージ推進協議会」のWebサイトを構築し、PR動画の閲覧、投稿動画の紹介、砂糖の基礎知識の訴求、イベント情報の掲載などの発信母体といたします(https://sugarcharge.jp/)。

(3)イベントの開催

ア.シュガーチャージ推進協議会プロジェクト発足イベント
 7月2日(月)に東京・赤坂ガーデンシティのベクトルスタジオにて「シュガーチャージ推進協議会」発足を記念したプレス向けイベントを開催し、テレビ・新聞・雑誌・Webなど30以上のマスコミ関係者出席の下、樋口会長のご挨拶、伊藤議長のプロジェクト紹介に加え、ゲストとしてお笑いコンビのバイきんぐ、俳優の的場浩司さんが登壇し、「#みんなのチャレンジ310」プロジェクトをアピールしました(写真)。
写真 イベントにて挨拶する樋口会長
イ.砂糖の日イベントの開催
 来年(2019年)3月10日の「砂糖の日」に合わせ、一般の方向けのイベントを開催いたします(詳細検討中)。

  関係者の皆様にも今回の「#みんなのチャレンジ310」プロジェクトの認知拡大についてご理解・ご協力をいただければ幸いです。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-9272



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