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でん粉の国内需給

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最終更新日:2019年2月8日

でん粉の国内需給

2019年2月

調査情報部

1. 需給見通し

 農林水産省は、「砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律」(昭和40年法律第109号)により、でん粉に関して適切な価格調整を図るため、半期ごとにでん粉の需給見通しを公表している。9月に公表したでん粉の需給見通しの概要は、次の通り(詳細は2018年11月号参照)。
 
 
 

2. 輸入動向

【タピオカでん粉の輸入動向】
11月の輸入量は前年同月および前月から大幅に増加

 財務省「貿易統計」によると、2018年11月のタピオカでん粉の輸入量は、1万4775トン(前年同月比18.9%増、前月比2.5倍)と、前年同月および前月から大幅に増加した(図1)。
  輸入先国はタイ、台湾およびベトナムの3カ国で、輸入量は次の通りであった。

タイ   1万4770トン
 (前年同月比21.9%増、前月比2.5倍)
台湾       3トン  
 (前年同月および前月輸入実績なし)
ベトナム     1トン
 (前年同月比99.5%減、前月輸入実績なし)
 
 2018年11月の1トン当たりの輸入価格は、5万5785円(前年同月比46.0%高、前月比4.2%高)と、前年同月から大幅に上昇した(図2)。
 国別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

タイ     5万5744円
 (前年同月比46.1%高、前月比4.2%高)
台湾    15万9630円
 (前年同月および前月輸入実績なし)
ベトナム  28万4028円
 (前年同月比7.2倍、前月輸入実績なし)
 
【サゴでん粉の輸入動向】
11月の輸入量は前月から大幅に増加

 財務省「貿易統計」によると、2018年11月のサゴでん粉の輸入量は、1754トン(前年同月比0.2%減、前月比6.5倍)と、前年同月をわずかに下回ったものの、前月から大幅に増加した(図3)。
 輸入先国はマレーシアおよびインドネシアで、輸入量は次の通りであった。

マレーシア   1484トン
 (前年同月比9.0%増、前月比5.5倍)
インドネシア   270トン
 (同31.8%減、前月輸入実績なし)
 
 2018年11月の1トン当たりの輸入価格は、6万1782円(前年同月比4.2%高、前月比2.2%高)と、前年同月からやや上昇した(図4)。
 国別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

マレーシア   6万2450円
 (前年同月比5.3%高、前月比3.3%高)
インドネシア  5万8107円
 (同2.1%安、前月輸入実績なし)
 
【ばれいしょでん粉の輸入動向】
11月の輸入量は前年同月から大幅に減少

 財務省「貿易統計」によると、2018年11月のばれいしょでん粉の輸入量は、357トン(前年同月比66.0%減、前月比2.6%減)と、前年同月から大幅に減少した(図5)。
  輸入先国は、ドイツ、デンマークおよび台湾の3カ国で、国別の輸入量は次の通りであった。

ドイツ     255トン
 (前年同月比68.7%減、前月比3.2%増)
デンマーク  100トン
 (同54.5%減、同16.7%減)
台湾       2トン
 (前年同月および前月輸入実績なし)
 
 2018年11月の1トン当たりの輸入価格は、10万9941円(前年同月比19.7%高、前月比25.2%高)と、前年同月および前月から大幅に上昇した(図6)。
 国別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

ドイツ     11万8820円
 (前年同月比28.1%高、前月比32.6%高)
デンマーク   8万3840円
 (同6.0%安、同0.4%安)
台湾      25万4167円
 (前年同月および前月輸入実績なし)
【でん粉誘導体の輸入動向】
11月の輸入量は前月から大幅に減少

 財務省「貿易統計」によると、2018年11月のでん粉誘導体の輸入量は、3万6531トン(前年同月比1.7%減、前月比32.2%減)と、前月から大幅に減少した(図7)。

 でん粉誘導体の輸入先国は18カ国で、最大の輸入先国はタイであった。主要輸入先国からの輸入量は次の通りで、タイが輸入量の約6割を占めており、次いで中国、フランスとなっている。
 
 2018年11月の1トン当たりの輸入価格は、9万6040円(前年同月比18.9%高、前月比7.1%高)と、前年同月から大幅に上昇した。
 
【デキストリンの輸入動向】
11月の輸入量は前年同月から大幅に増加

 財務省「貿易統計」によると、2018年11月のデキストリンの輸入量は、1295トン(前年同月比75.7%増、前月比17.3%減)と、前年同月から大幅に増加した(図8)。

  デキストリンの輸入先国は9カ国で、デキストリンの輸入量は、上位輸入先国の数量および各国のシェアも含め、月ごとの変動が大きい。
 上位輸入先国からの輸入量は次の通りで、タイで輸入量の約7割を占めている。
 
 2018年11月の1トン当たりの輸入価格は、9万8291円(前年同月比16.8%安、前月比11.7%安)と、前年同月から大幅に下落した。
 
【コーンスターチ用トウモロコシの輸入動向】
11月の輸入量は前月から大幅に増加

 財務省「貿易統計」によると、2018年11月のコーンスターチ用トウモロコシの輸入量は、29万6502トン(前年同月比7.5%増、前月比26.8%増)となり、前月から大幅に増加した(図9)。

 輸入先国は、米国がほとんどを占め、次いで南アフリカとなっている。国別の輸入量は次の通りであった。

米国     29万2802トン  
 (前年同月比57.8%増、前月比32.0%増)
南アフリカ     3700トン
 (同93.6%減、同69.1%減)

 2018年11月の1トン当たりの輸入価格は、2万5236円(前年同月比12.9%高、前月比0.3%高)と、前年同月からかなり上昇した。
 国別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

米国      2万5246円
 (前年同月比9.9%高、前月比0.2%高)
南アフリカ   2万4478円
 (同14.4%高、同0.2%高)
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-9272



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