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品目別経営安定対策の交付金交付に係る事務手続き説明会(さとうきび)の開催について

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最終更新日:2016年6月3日

2016年6月

鹿児島事務所 篠原 総一郎

 鹿児島事務所では、平成28年5月19日、鹿児島市内において、甘味資源作物交付金の代理申請者を対象として、平成28年度品目別経営安定対策の交付金交付に係る事務手続き説明会を開催した。当日は、県内のさとうきび産地である熊毛、奄美両地域の代理人や行政機関など22人が出席した。

 鹿児島事務所の真弓所長は、開会にあたり「平成27年産のさとうきび生産は、台風や病害虫の被害が比較的少なかったとはいえ、平成23年産から続く不作を完全に脱していない。そのような状況の中、交付金交付を適正に行うことで、さとうきび生産が安定的に行われるよう支援を続けていきたい」と挨拶した。また、本部特産業務部から出席した庄司部長からも「生産現場への窓口として鹿児島事務所を設置しているが、事務所と東京の本部とで一体となり、適切な交付金交付を実施していきたいので、ご協力をお願いしたい」と挨拶があった。 説明会では、まず今般要綱改定が行われた部分やデータ通信ネットワーク遮断などの緊急時における対応方法(BCP)といった新規事項の説明を行った。続いて、生産者交付金交付に係る事務手続きについて、申請用提出書類の記載例などを提示しながら具体的に解説した。さらには、昨年度の申請時などに記載ミスの多かった事例などをもとに留意点を周知し、提出前確認の重要性を周知した。 一連の説明の後、代理人からは、事務作業の行い方の確認などの質問があった。
真弓所長の挨拶
真弓所長の挨拶
庄司部長の挨拶
庄司部長の挨拶
 なお、説明会に先立ち、代理人事務に関する基本的な事項を解説する新任者説明会もあわせて実施し、5人の新任者が出席した。価格調整制度の概要から、申請や交付に係る年間スケジュール、各種申請書類の記載方法に至るまで、事務内容を総合的に説明。出席者はメモを取りつつ熱心に受講していた。

 当事務所では、今後とも関係者の方々に制度や事務手続きについてより一層理解していただけるよう努めてまいりたい。
説明に耳を傾ける出席者
説明に耳を傾ける出席者
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農畜産業振興機構 地方事務所 (担当:鹿児島事務所)
Tel:099-226-4731