鹿児島事務所 篠原 総一郎
鹿児島事務所では、平成28年5月19日、鹿児島市内において、甘味資源作物交付金の代理申請者を対象として、平成28年度品目別経営安定対策の交付金交付に係る事務手続き説明会を開催した。当日は、県内のさとうきび産地である熊毛、奄美両地域の代理人や行政機関など22人が出席した。
鹿児島事務所の真弓所長は、開会にあたり「平成27年産のさとうきび生産は、台風や病害虫の被害が比較的少なかったとはいえ、平成23年産から続く不作を完全に脱していない。そのような状況の中、交付金交付を適正に行うことで、さとうきび生産が安定的に行われるよう支援を続けていきたい」と挨拶した。また、本部特産業務部から出席した庄司部長からも「生産現場への窓口として鹿児島事務所を設置しているが、事務所と東京の本部とで一体となり、適切な交付金交付を実施していきたいので、ご協力をお願いしたい」と挨拶があった。 説明会では、まず今般要綱改定が行われた部分やデータ通信ネットワーク遮断などの緊急時における対応方法(BCP)といった新規事項の説明を行った。続いて、生産者交付金交付に係る事務手続きについて、申請用提出書類の記載例などを提示しながら具体的に解説した。さらには、昨年度の申請時などに記載ミスの多かった事例などをもとに留意点を周知し、提出前確認の重要性を周知した。 一連の説明の後、代理人からは、事務作業の行い方の確認などの質問があった。