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平年30年度与論町さとうきび生産振興大会の開催について 〜増産への決意を新たに〜

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最終更新日:2018年6月7日

鹿児島事務所 石井 稔

 5月10日(木)、鹿児島県大島郡与論町の「JA会館よろん」において、与論町さとうきび生産振興大会(以下「生産振興大会」という。)が開催された。
 生産振興大会は、JAあまみ与論地区さとうきび部会主催のもと、与論町の生産農家、糖業関係者、JA及び行政関係者など200名が出席した。
 平成29年産の与論町の生産量は、7月の干ばつや10月下旬の台風の被害を受け、前年より8334トン減少し2万3725トン、10アール当たりの収量は、2.11トン減少し5.58トンとなった。また、平均糖度は、台風被害に加え、11月以降の日照不足で十分な光合成ができなかったため、13.10度と平成19年産以降で最も低い糖度となった。
 
 開会に当たり、JAあまみ与論地区さとうきび部会 原田新一郎会長が「前期は、与論島製糖鰍フ理解のもと年内に操業を開始することで、例年より早期に収穫作業が終了し、今期の春植え、株出し管理が順調に進でいるところです。」などのあいさつを行った。
 
写真1 原田新一郎会長のあいさつ
写真1 原田新一郎会長のあいさつ
 続いて、鹿児島県議会 ()()伸一郎議員から来賓のあいさつの後、当機構の石垣理事から業務運営に際しての謝辞の後、「当機構は、糖価調整制度の実施機関として、サトウキビの生産者や国内産糖製造事業者の皆様に交付金を交付することにより、生産者の経営安定や関連産業の健全な発展を通じて、砂糖の安定的な供給を図っています。引き続きサトウキビの生産が安定的に行われるよう、消費者・国民の皆様に対して糖価調整制度における理解の醸成が図られるよう努力していきたい。」とあいさつした。
 また、機構鹿児島事務所から糖価調整制度の仕組みや砂糖の消費量などについての情勢報告を行った。
写真2 石垣理事によるあいさつ
写真2 石垣理事によるあいさつ
 その後、鹿児島県農業開発総合センター徳之島支場 佐藤光徳室長から「かん水は梅雨明けから始めると効果が高い」と題し、講演が行われた。講演では、徳之島の圃場(ほじょう)を事例として取り上げ、無かん水区とかん水区の原料茎重(t/10a)を比較した際に、かん水区の方が1.2t/10a程度重い、10.0t/10aの成績となり、収量に及ぼすかん水の効果を顕著に示された。
 この結果に加え、茎の1日当たりの伸長速度を事例に挙げ、梅雨の時期は、一定の雨量が見込めるため、3センチ程度伸長する一方で、干ばつ期間(7月下旬から8月下旬)は、圃場への無かん水が深刻な課題となり、1センチを下回る伸長となっていることを提示した。この状況を克服するためにも、梅雨明け後の定期的なかん水は良好なサトウキビ生産を行う上で効果的であり、生産量の向上につながると説明した。
 
 最後に、関係者が一体となってかん水や管理作業の徹底により増産に向けて取り組んでいくことを確認した後、がんばろう三唱を行い、JAあまみ与論地区さとうきび部会 町繁一副会長のあいさつをもって閉会となった。
 
写真3 参加者によるがんばろう三唱
写真3 参加者によるがんばろう三唱
 当機構は、引き続き、サトウキビの生産農家の方々が再生産を可能とするよう価格調整制度の周知・浸透の取組みを行い、交付金の交付業務の適切な運営に努めてまいりたい。
 
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 地方事務所 (担当:鹿児島事務所)
Tel:099-226-4741

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