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自給率向上に国産ナチュラルチーズを

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最終更新日:2010年12月27日

 今回は、乳製品の代表格とも言えるチーズに関するお話です。

ナチュラルチーズとプロセスチーズ

 チーズといっても、商品の種類別の表示をみると、ナチュラルチーズとプロセスチーズという2つの種類があることにお気付きですか。ナチュラルチーズは、原料となる乳(牛のほかに山羊や羊も)を酵素などで固まらせたもので、ナチュラルチーズを加熱・溶融して製造したものがプロセスチーズと言われます。

一千を超える種類

チーズ
 ナチュラルチーズをさらに分類すると、熟成させないフレッシュタイプ(モッツアレラチーズ、クリームチーズなど)のほか、熟成させるものにはセミハード・ハードタイプ(ゴーダチーズ、チェダーチーズなど)や、青カビ・白カビタイプ(ブルーチーズ、以下のレシピでもご紹介しているカマンベールチーズ)などがあり、その種類は一千を超えると言われています。

国内消費量の約8割は輸入品

 21年度のチーズ全体の消費量は約25万トンで、そのうち輸入品が約8割を占めています。輸入品の内訳では、約7割が直接消費用のナチュラルチーズ、残りの大半がプロセスチーズの原料用となっています。ちなみに、輸入乳製品は牛乳・乳製品の総供給量約1,100万トン(生乳換算)の約3割を占めており、輸入チーズはその7割弱を占めています。

フランスの12分の1の消費量

 日本のチーズの消費量は、ほぼ増加して推移していますが、年間一人当たりの消費量は約2キログラムと、欧米諸国に比べるとかなり低い水準にとどまっています。例えば、フランスは日本の12倍の約25キログラム、米国は7倍の15キログラムを消費しています。

チーズは消費の伸びが期待される乳製品

チーズ2
 飲用牛乳やバターなどの乳製品の消費が減少傾向にある中、チーズはこれからも消費の伸びが期待される乳製品の一つです。当機構もこれまで、畜産業振興事業などを通じて国産チーズ生産の拡大を図るための支援などを行ってきたところです。
 国産チーズの生産が安定的に拡大することで、酪農家の経営の安定にも寄与することができます。

手軽で栄養価の高いチーズ

 チーズは、栄養豊富な牛乳をぎゅっと濃縮したような食品ですので、完全栄養食品と言われるほど栄養価が高いものです。また、チーズは手軽に食べられるというメリットもあります。
 日本にも特色のあるナチュラルチーズを製造しているところが全国各地にありますので、お近くの工房などを訪問するというのもおすすめです。
 自給率の向上を図るため、また、ご自身やご家族の健康のためにも国産のナチュラルチーズを召し上がってみてはいかがでしょうか。


(消費科学連合会「消費の道しるべ」(平成22年11月号)に掲載)
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
Tel:03-3583-8196



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