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第20回加工・業務用野菜産地と実需者との交流会東京国際フォーラム  東京国際フォーラム2月19日

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最終更新日:2013年6月25日

来場者で賑わう会場内
来場者で賑わう会場内
 野菜需要のうち加工・業務用の割合は、昭和50年頃は4割弱でしたが、食の外部化の進展等により、平成22年には6割を占めるまでに増加しています。
 一方、国産野菜の供給は、過半が家計消費用に向けられており、加工・業務用需要に対する国産野菜の供給体制を確立することが重要となっています。
 このため、当機構では、平成18年度から野菜ビジネス協議会との共催により、産地と実需者とのマッチングの場を提供する交流会を開催しています。

初めて東京国際フォーラムで開催

色鮮やかな野菜が並ぶ出展者ブース
色鮮やかな野菜が並ぶ出展者ブース
 2月19日に、東京国際フォーラムにおいて、20回目の交流会を開催しました。
 今回は、全国各地から、過去最大となる112の事業者・団体(うち、生産者・生産者団体55 、流通・加工業者27)の出展がありました。来場者も約1200名にのぼり、初めての東京国際フォーラムでの開催は大いに盛り上がりました。
 出展者ブースには全国から冬春野菜を中心に様々な野菜が展示されました。
 一番出品が多かったのはトマトで、糖度8度以上の「シュガートマト」や、まるで葡萄のような房どりのミニトマト「房美人」等、特色あるトマトを前に、来場者は熱心に出展者の説明を聞いていました。
 また、「特別商談会コーナー」では、事前申込みした97件の商談が精力的に行われ、「試食コーナー」では、65品目の「自慢の野菜」がビッフェ台に並び、常に行列ができる盛況ぶりでした。
トマト

実需者ニーズへの産地の対応体制の強化を期待

 最近、当機構が実施したアンケート調査において、4割の農協が3年前と比べ加工・業務用野菜の取引が拡大していると回答しています。また、9割以上の農協が、今後、取引を拡大していく見込みと回答しており、産地の実需者ニーズへの対応体制の強化が期待されます。
 当機構では、今後も、継続的に交流会を開催することにより、産地と実需者のマッチングの場を提供していくこととしています。
コーナー

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このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
Tel:03-3583-8196