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平成26年度消費者代表の方々との現地意見交換会(砂糖)の概要について

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最終更新日:2014年6月4日

 alicでは平成26年5月19日に新東日本製糖株式会社(千葉県千葉市)において、消費者代表の方々
(以下「消費者代表」)と、砂糖の生産、流通などに携わる方との現地意見交換会(以下「交換会」)
を開催しましたので、その概要を紹介します。

 交換会は、砂糖の製造工場を消費者代表に見学していただき、意見交換の場を設けることで、
砂糖をめぐる情勢について理解を深めてもらうことを目的として、新東日本製糖株式会社の協力
を得て実施したものです。

1.工場の概要

工場概要を説明する新東日本製糖の沼取締役社長
工場概要を説明する新東日本製糖の沼取締役社長

 交換会では、会場を提供いただいた新東日本製糖株式会社の沼隆志代表取締役社長からご挨拶と工場概要の説明がありました。
工場は1971年創業、製糖会社3社から委託を受けた共同生産で年間約30万トンの砂糖を製造する国内最大規模の工場でありながら、機動性と弾力性を重視し、きめ細かな品質管理を行うことで16糖種・約180アイテムの砂糖を製造しています。また、食品の安全性の確保に注力しており、2012年に「FSSC22000」の認証を取得(ISOの品質管理に加え、食品製造における食品安全のための条件を追加)するに当たり、手洗いの慣行や製品に異物が混入しないよう制服のポケットをなくしたこと、工場内をゾーンニングして食事できる場所を決めるなど、ご苦労されたお話を伺いました。

2.工場見学

見学は3班に分かれて、稼働中の工場(原料糖倉庫、中央制御室、真空結晶缶、製品分離機、包装室、製品自動倉庫など)の見学を行いました。
見学中は、消費者代表の方々から「三温糖と白い砂糖の違いは何か」との質問に、工場案内の方が「三温糖は、一般的に、白い砂糖を製造する過程で、遠心分離機で分みつした糖液を再度製造工程に複数回戻すうちに熱により砂糖がカラメル化し茶色になったものです」など、さまざまな疑問に丁寧に答えていただきました。

原料糖倉庫内で説明を受ける参加者
原料糖倉庫内で説明を受ける参加者

工場見学で説明を受ける参加者
工場見学で説明を受ける参加者

結晶缶の前で、結晶の大きさについて伺いました
結晶缶の前で、結晶の大きさについて伺いました

見学コースから包装工程を見学しました
見学コースから包装工程を見学しました

安全な砂糖の製造工程 [新東日本製糖(株)ホームページ]別ウィンドウで表示

3.意見交換等

見学後の意見交換会
見学後の意見交換会

見学後はalicから砂糖の制度について説明を行った後、意見交換を行いました。
意見交換は、活発かつ和やかに行われ、また、これらを通じて砂糖の製造・流通等に携わる方の取り組み、思いに理解を深めていただき、温かな激励もいただきました。

Q:パンフレットには、砂糖だけが太るわけではない、また、糖尿病の原因ではないとあるが医学的な根拠はありますか。

A:砂糖だけが特別にカロリーが高く肥満の原因となるわけではありません。
砂糖は1g当たり4キロカロリーでそば粉と同程度です。
医師や管理栄養士の方々によれば、バランスの良い食事が重要であり、肥満の方や糖尿病の方であっても、生活の質を維持するためにも、医師や管理栄養士の指導のもと、糖分の適切な摂取は必要とのことです。

Q:砂糖の原料にはさとうきびとてん菜がありますが、製品となった砂糖に違いがあるのですか。

A:出来上がった製品は、純粋なショ糖であり違いはありません。

Q:大規模な工場であるにもかかわらず職員が少なく、中央制御室で生産管理をしていて驚きました。また、受託生産をしていると聞きましたが、日本の製糖工場は全て受託生産を行っているのですか。

A:国内に製糖工場は、17社12工場あります。
各製糖企業とも生産コスト低減を図るための取り組みを行っており、当工場のような受託生産している工場が4ヵ所ほどあります。

Q:中央制御室を見学したが、地震等に対する対応はどのように行うのですか。

A:対応マニュアルを作成しており、緊急時には、まずボイラーを止めるなどの優先順位を決めて対応することとしています。

ご意見等

◇料理のとき、どうしても調合された便利な調味料を使ってしまい、直接、砂糖を消費する量が減っている。
改めて砂糖が自然食品と認識できたので、煮物などを作る際も調合された調味料ではなく、砂糖を使うように心がけたい。
◇工場を見学して、規模が大きいことやFSSC22000認証取得により衛生管理が徹底していることに驚きました。
◇砂糖には防腐効果などの効用があることを改めて認識しました。
◇砂糖だけが特別にカロリーが高く肥満の原因となるわけではないことなど、砂糖に関する正しい情報のPR活動を行ってほしい。
また、調整金で国産糖を支援するのは必要なことと思うので、そのことについてもPRに努めてもらいたい。
当機構では、消費者の皆様に対して、農畜産業をめぐる情勢や機構業務に関しての理解を促進するため、今後も情報発信を的確に行って参ります。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
Tel:03-3583-8196



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