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【まめ知識】「わさび菜」ピリッとしたさわやかな辛味の“わさび菜”

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最終更新日:2018年1月10日

「行方(なめがた)市のわさび菜部」の取り組み

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 鮮やかな緑色の「わさび菜」は、九州の在来種「からし菜」の中から選抜固定、育成された品種です。ギザギザとした大きな葉は柔らかく、葉面はちりめん状に縮み、わさびに似たピリッとした辛みが特徴です。
 茨城県行方市におけるわさび菜の栽培は、平成17年に4軒の農家で始まりました。当時、北浦鍬頭(くわがしら)会議(任意の団体)の農業活性化委員会が、高齢者向けの作物として栽培していた「あしたば」の種子の購入先であった種苗会社から、新品種であるわさび菜を紹介されたのが生産のきっかけです。平成19年には、生産者が39人に増え出荷量も大幅に増加したことから、平成20年4月に「行方市わさび菜部」として独立しました。同部では、比較的栽培が容易であるわさび菜を高齢者や兼業農家向けの作物と位置付けて普及に努め、平成29年は生産者が47人となっています。

わさび菜の生産

わさび菜

 行方市では、わさび菜は1年を通して生産されていますが、最盛期は2月から3月です。わさび菜は、収穫しないと花が咲いてしまうので、成長する葉を次々とかいて、こまめに収穫する必要があります。
 行方市わさび菜部では、JAなめがたと連携して、わさび菜の市場出荷を行っており、北は秋田から、西は神戸まで出荷しています。量販店などでも消費宣伝で販売先を開拓していますが、わさび菜の市場における認知度は低く、限られた数量しか出荷できないため、最盛期には、収穫した葉の半分以上が無駄になることもあるとのことで、今後より多くの人に知ってもらうことが重要です。

産地から一言:おすすめの食べ方

 ピリッとした辛みが魅力のわさび菜は、そのまま生で食べるのがおすすめです。食べる前に氷水にサッと浸し、サラダにしたり、パンにはさんでサンドイッチにすると独特のさわやかな辛さが味わえます。また、辛味はなくなりますが、鍋物の具材として加熱しても鮮やかな緑色を楽しめます。ほかにも浅漬け、おひたし、天ぷら、みそ汁と何にでも使えます。是非、一度ご賞味ください。

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写真提供:行方市わさび菜部
問い合わせ先:JAなめがた営農経済センター北浦 (TEL:0291-35-3515)
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
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