ALIC/駐在員トピックス

海外駐在員トピックス

平成17年(2005年)4月分


◎ BT10の検出方法を承認
  【ブリュッセル駐在員事務所 平成17年4月25日】
◎ ブラジル産食肉のロシア向け輸出が正常化へ
  【ブエノスアイレス駐在員事務所  平成17年4月22日発】

◎ BT10の検出方法を承認

【ブリュッセル駐在員事務所 平成17年4月25日】

 欧州委員会の保健・消費者保護総局は4月25日、EUで未承認の遺伝子組み換え(GM)トウ
モロコシBT10が流通していた問題に関連して、当該GMトウモロコシBT10を開発したシンジ
ェンタ社から提供されたBT10の検出方法が、EUにおける遺伝子組換え作物に関する研究機関
である共同研究センター(JRC)によって承認されたことを公表した。この方法により、米国
産飼料用トウモロコシグルテンなどにBT10が混入しているかどうかを検査できることとなる。

 なお、EUは4月18日、米国産の飼料用トウモロコシグルテンおよびビールかすのEUでの流
通を、Bt10が明らかに含まれていないことを公認の研究機関が証明する分析報告書なしには認め
ないとする委員会決定を施行している。
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◎ ブラジル産食肉のロシア向け輸出が正常化へ

【ブエノスアイレス駐在員事務所  平成17年4月22日発】

 4月19日、ブラジル農務省(MAPA)に対しロシアの衛生当局から、ブラジルの主要牛肉輸
出州からの輸入停止を解除したことが通達された。
 
 これによれば輸入解禁は4月20日から有効であるが、北部のパラ州、アマゾナス州、アクレ州、
ロンドニア州、トカンチンス州、ロライマ州、北東部のマラニョン州の計7州は対象外とされて
いる。
 
 しかしMAPAによれば、これらの州において今までロシア向けに輸出認定を受けたパッカー
は存在しないとのことである。

 ロシアは、2004年9月に北部アマゾナス州で発生した口蹄疫によりブラジル産食肉の輸入を停
止し、同年11月に口蹄疫ワクチンを接種していないサンタカタリナ州の食肉を、2005年2月には
パラ州およびアマゾナス州を除く鶏肉の輸入を解禁している。

 また同年3月には、6州(リオグランデドスル州、パラナ州、サンパウロ州、マットグロッソ
ドスル州、ゴイアス州、ミナスジェライス州)に限り牛肉と豚肉の輸入を解禁したが、その際M
APAは「マットグロッソ州とトカンチンス州の解禁問題が残っている」とコメントしていた。
今回の措置により国内第2位の飼養頭数を誇るマットグロッソ州が解禁されたことになり、現地
では「ロシア、マッドグロッソ州を解禁」と報じている。

 なお、MAPAはロシア衛生当局に対し、輸出認定を受けていない施設を視察するために、5
月9日以降、ブラジルにミッションを派遣するよう依頼し、ロシアの回答を待っているとも発表
している。
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