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農林12号

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最終更新日:2013年10月31日

早期高糖で株出し栽培向き 農林12号

Ni12(旧系統名KY87-110)
【栽培適地】 鹿児島県熊毛地域(種子島)
農林12号(Ni12)は、1998年(平成10年)に命名登録、同年、鹿児島県の奨励品種に採用されました。早期高糖性と株出しでの安定多収を特徴とする品種です。
左:剥葉前の茎 右:剥葉し、日光にさらされた茎
左:剥葉前の茎 右:剥葉し、日光にさらされた茎
左:剥葉前の芽子 右:剥葉し、日光にさらされた芽子
左:剥葉前の芽子 右:剥葉し、日光にさらされた芽子
立毛状態
立毛状態

来歴組合せ NiF3の自然受粉

Ni12は、九州沖縄農業研究センターさとうきび育種研究室が育成した品種です。1985年(昭和60年)に沖縄県石垣島においてNiF3(農林3号)を母本とする自然交雑種子を得て、実生を養成しました。以後、特に早期高糖性に注目して選抜を重ねて育成しました。

重要特性

  • NCo310やNiFBよりも糖度の上昇が早く、早期に収穫できる。
  • 収量はNCo310と比較して安定して多く、12月収穫における可製糖量は、NCo310、NiFBと比較して多い。
育成地(種子島)における春植え12月収穫の特性

栽培上の注意

  • 春植えの発芽、株出し栽培における萌芽ともに良好です。
  • 早期から糖度、純糖率ともに高く、12月の収穫にも適します。
  • 直立性で茎の均一性が良好なために機械収穫に適します。脱葉性は「難」です。
  • 風折抵抗性はNCo310、NiF8よりも弱く、早期の台風で茎がよく折れることがあります。風折害の発生しやすい圃場での栽培は控えましょう。

Ni12の形態的特性

葉長はNCo310と比較してやや短い。茎はNCo310よりもやや太い。
葉身・葉鞘関連形質

他の品種と見分けるときのポイント

  • 他品種と比べて葉長、葉梢長ともに短く、葉がやや垂れているようにみえます。
  • 他品種と比べて葉梢の花青素が強い。
  • 茎の蝋物質が極めて多く、日光に曝された茎はやや鮮やかな淡紅となります。
  • 芽子は卵円形ですが、頂点がやや尖り、ひし形にみえることが多い。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 特産業務部 (担当:砂糖原料課)
Tel:03-3583-8960



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