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農林25号

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最終更新日:2013年10月31日

良く伸びて、干ばつ地域に適する 農林25号

NiH25(旧系統名RH86-410)
【栽培適地】沖縄県宮古島地域
農林25号(NiH25)は、2008年(平成20年)に命名登録および沖縄県宮古島地域向けの奨励品種に採用されました。生育初期からの伸長性にすぐれ、干ばつ常発地域での収量性に秀でた品種です。
茎の特徴 左:剥葉前の茎 右:剥葉し、日光にさらされた茎
茎の特徴 左:剥葉前の茎 右:剥葉し、日光にさらされた茎
芽子 右:剥葉し、日光にさらされた芽子
芽子 右:剥葉し、日光にさらされた芽子
立毛状態 右: NiH25 左: NiF8
立毛状態 右: NiH25 左: NiF8

来歴組合せ ♀H73-6110 × ♂NiF4

NiH25は、沖縄県農業研究センター作物班が育成した品種です。アメリカ合衆国ハワイ州においてH73-6110を母本、NiF4(農林4号)を父本に用いて人工交配した種子を導入し、1986年(昭和61年)に沖縄で実生を養成し、以後、特に干ばつ常発地における収量性に注目して選抜を重ねて育成しました。

重要特性

  • NiF8より初期伸長性が優れ、原料茎長が長く、一茎重は重くなります。
  • 干ばつ条件下において、株出しの原料茎重および可製糖量はNiF8より多くなります。
  • 出穂が少なく、葉焼け病に対する抵抗性があります。
現地試験(宮古島)における1月収穫の特性

栽培上の注意

  • 春植えでは茎数がやや少なくなるので、通常よりも密植にして茎数を確保しましょう。
  • 伸長性に優れ多収ですが、肥沃地では倒伏が激しく収穫が困難となるので注意が必要です。
  • 黒穂病に弱いので、発生が確認された場合は抜き取り防除を行い、多発生地域での栽培は控えましょう。

Ni25の形態的特性

草型は中葉で、葉は濃緑色になりやや幅広です。葉鞘長は中程度で毛群はありません。茎径は太く茎重型で、茎長も長くなります。
葉身・葉鞘関連形質

他の品種と見分けるときのポイント

  • 葉幅はNiF8同様でやや広く、葉色が濃い。
  • 茎は円筒形でNiF8より太く、黄緑色から緑色です。
  • 茎が長く、倒伏しやすいです。
  • 出穂は極めて少なく、梢頭部はNiF8より重くなります。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 特産業務部 (担当:砂糖原料課)
Tel:03-3583-8960



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