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農林29号

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最終更新日:2013年10月31日

農林29号

Ni29(旧系統名RK97-7020)
【栽培適地】沖縄県南大東島地域
農林29号(Ni29)は、2011年(平成23年)に沖縄県南大東島地域向けの奨励品種に認定されました。株出し多収に加え早期高糖性で、作業性にも優れた品種です。
茎の特徴(春植え) 左:F161、中央:Ni29、右:Ni9
茎の特徴(春植え) 左:F161、中央:Ni29、右:Ni9
芽子(春植え) 左:F161、中央:Ni29、右:Ni9
芽子(春植え) 左:F161、中央:Ni29、右:Ni9
立毛状態(春植え) 左:F161、中央:Ni29、右:Ni9
立毛状態(春植え) 左:F161、中央:Ni29、右:Ni9

来歴組合せ ♀RK87-81× ♂F172

Ni29は、沖縄県農業研究センター作物班が育成した品種です。1994年(平成6年)に沖縄県においてRK87-81を母本、F172を父本に用いて人工交配種子を得、1996年(平成8年)に宮古島支所で実生の養成を開始しました。2000年(平成12年)からは県内各地での試験に供試し、特に株出しでの多収性と早期高糖性に注目して選抜を重ねて育成しました。

重要特性

  • 生育初期の伸長性はF161 より優れ、特に南大東島における株出しでF161より多収です。
  • 登熟が早く早期収穫に適しており、可製糖率はF161に比べ明らかに高いです。
  • 茎の直立性や耐倒伏性に優れ、脱葉が容易です。
南大東島における夏植え型早期収穫での特性
Ni29のブリックスの上昇(南大東島における株出し)

栽培上の注意

  • 春植えでは収量が低い傾向にあるので、植え溝あたりの植え付け苗数を3割程度増やして密植しましょう。
  • 台風時の折損が多いことがあるので、強風害を受けにくい圃場に植え、植え付けを早めるなどの注意が必要です。

Ni29の形態的特性

F161やNi9に比べ立葉で、葉長はF161より長く、Ni9よりも短くなります。茎長はF161と同程度でNCo310より長く、茎径はF161やNi9よりも太くなります。
葉身・葉鞘関連形質

他の品種と見分けるときのポイント

  • 葉鞘が長く、Ni9やF161とは異なり毛群がみられます。
  • 芽子はNi9やF161と異なり卵円形でやや小さく、芽子の背面には浅い芽溝があります。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 特産業務部 (担当:砂糖原料課)
Tel:03-3583-8960



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