畜産物の需給動向

 6 鶏卵 


▼輸 入
15年度の鶏卵の輸入量(殻付き換算ベース)は、11万トン(▲7.7%)と前年度をかなり下回る
図6 鶏卵の輸入量
 鶏卵の輸入量は、国内需要量の3〜5%程度を占め、国内の生産量、価格動向、円相場などの影響を受けて変動している。輸入量は、鶏卵の用途に応じた手当てが可能であり、近年は年間11〜12万トン程度の量で推移している。国内卵価が低迷したことに加え、15年度は年度末に鳥インフルエンザが発生し、消費が落ち込んだことなどから、輸入量は、減少に転じ、110,424トン(▲7.7%)と前年度をかなりの程度下回った(図6、P.121、122)。
資料:財務省「貿易統計」
 注:殻付き換算ベース