<%@LANGUAGE="JAVASCRIPT" CODEPAGE="932"%> 畜産 国内編2007年度/畜産物の需給動向 3. 豚肉-飼養動向
畜産物の需給動向

 3. 豚肉 


▼飼養動向
19年2月の1戸当たり飼養頭数は1,293頭に


図1 豚の飼養戸数、頭数の推移
図2 肥育豚の飼養頭数規模別の構成比

 豚の飼養戸数は、規模拡大を図る経営も見られる一方で、飼養者の高齢化などにより小・中規模の飼養者層を中心に減少し、19年2月1日現在の飼養戸数は7,550戸(前年比▲3.2%)と引き続き減少した。

 飼養頭数は9,759,000頭(同1.4%)と、わずかに増加した。

 その結果、1戸当たりの飼養頭数は、前年に比べ60頭増えて1,293頭(同4.9%)となった。(図1、P.194)

 このうち、子取り用めす豚のいる戸数は、6,560戸(同▲3.2%)、頭数は、915,000頭(同0.9%)となり、子取り用めす豚のいる戸数は、全体の86.9%を占めた。

 19年の肥育豚の飼養頭数規模別構成比を見ると、5年前の14年には「2,000頭以上」の階層が51.6%であったが、19年は更に上回って61.7%と大きく増加し、大規模化が続いている。一方で中小規模経営は減少が続き、中でも減少が著しかった階層は、500〜999頭の中規模層の階層で14年から19年の5年間で3.6ポイント減少した。(図2)



図3 豚の飼養頭数上位5県

 豚の飼養頭数を県別に見ると、引き続き鹿児島県が1,385,000頭(前年比▲0.8%)、全国シェア14.2%と第1位で、次いで宮崎県、茨城県、群馬県、千葉県となり、上位5県で全体の約4割を占めた(図3)。また、地域別にみると飼養戸数は前年に比べ沖縄を除く全ての地域で減少し、飼養頭数は北海道でかなり増加し、東北、北陸および四国がやや増加した。