<%@LANGUAGE="JAVASCRIPT" CODEPAGE="932"%> 畜産 国内編2008年度/畜産物の需給動向 2. 牛肉-肉用子牛
畜産物の需給動向

 2. 牛肉 


▼肉用子牛
黒毛和種、枝肉卸売価格の好調な推移を受けて、50万円台に


 褐毛和種の取引価格は、15年度以降堅調に推移していたが、19年度には322千円(▲12.7%)と前年度を大きく下回った。ただし依然としてBSE発生前(12年度)の水準を大幅に上回っている。(図10、参考資料P35)
 ホルスタイン種の取引価格は、15年12月の米国のBSE発生に伴う米国産牛肉の輸入が停止したことから、枝肉卸売価格が高騰したことが大きく影響し、16年度以降は上昇傾向で推移ししたが、19年度には、枝肉卸売価格の低下などを受け、10万円(▲13.0%)とかなり大きく下回った。(図10、参考資料P35)
 
 黒毛和牛の取引価格は、13年度のBSEの影響から回復し15年度から続く高水準な枝肉価格の影響もあり、価格は堅調に推移し、18年度には年度平均で過去10年間で最も高い水準を記録した。しかし、19年度は、枝肉卸売価格の低下などにより年度平均で491千円(▲3.5%)と下落に転じた。取引頭数は、15年度から16年度は減少傾向で推移したが17年度以降は増加に転じ、19年度も369千頭(1.3%)と前年度をわずかに上回った。(図10、参考資料P35)  交雑種の取引価格は、14年度には上昇に転じ15年度以降も上昇を続け堅調に推移していたが、19年度には年度平均では212千円(▲17.4%)と前年を大幅に下回った(図10、参考資料P35)