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平成19年(2007年)1月分
◎ハンガリーの家きん農場で高病原性鳥インフルエンザの発生を確認 【ブリュッセル駐在員事務所 平成19年1月25日発】 ◎ブッシュ米大統領、一般教書演説でエネルギー供給の多様化を表明 【ワシントン駐在員事務所 平成19年1月24日発】 ◎2006年の日本向け牛肉輸出量、前年比0.2%増の40万6千トン(豪州) 【シドニー駐在員事務所 平成19年1月5日発】
◎ ハンガリーの家きん農場で高病原性鳥インフルエンザの発生を確認 【ブリュッセル駐在員事務所 平成19年1月25日発】 欧州委員会は1月23日、ハンガリー当局より同国南東部の家きん農場で高病原性鳥インフルエン ザの発生を確認したとの通知を受けた。通常より死亡率が高い事例が3千羽を超えるガチョウを飼 育する農家においてみられ、高病原性鳥インフルエンザの感染が疑われていた。ハンガリーの国立 研究所における検査の結果、感染は高病原性のH5型ウイルスによるものと確認され、さらにH5 N1型ウイルスであるかを確認するため、イギリスのウェイブリッジ研究所にサンプルが送られて いる。 ハンガリー当局は、発生農家におけるすべての家きんの殺処分や発生農家から半径3キロメート ル以内に防疫区域、同半径10キロメートル以内に監視区域を設定し、移動制限などの措置をすでに 講じている。 なお、高病原性鳥インフルエンザの域内での発生は、今回が昨年8月以来の事例となる。 上へ◎ ブッシュ米大統領、一般教書演説でエネルギー供給の多様化を表明 【ワシントン駐在員事務所 平成19年1月24日発】 ブッシュ米大統領は1月23日夜に行った2007年の一般教書演説の中で、米国内におけるエネルギー 供給の多様化を推進し、中東諸国に対する石油依存度を引き下げる目標を表明した。 具体的には、風力発電など石油に依存しない発電方法への転換や、木材チップなどを原料とする 新たなエタノール生産技術の開発などを推進するとともに、2017年までに、再生可能燃料の使用基 準を現行目標の約5倍となる350億ガロンまで引き上げる方針を掲げた。 米国では、近年におけるトウモロコシを主原料とする燃料用エタノールの急速な生産拡大の影響 により、トウモロコシ価格が強含みで推移していることから、今回の同大統領の発言が注目されて いた。 上へ
◎ 2006年の日本向け牛肉輸出量、前年比0.2%増の40万6千トン(豪州) 【シドニー駐在員事務所 平成19年1月5日発】 豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)は1月5日、2006年の日本向け牛肉輸出量について、 前年比0.2%増の40万5,796トン(船積重量ベース)となったことを発表した。豪州連邦政府の 農漁林業省の資料によると、昨年12月の日本向け牛肉輸出量は、3万5,040トン(同)と前年 を10%も上回っており、これが年間の牛肉輸出実績を押し上げる要因となった。グラスフェッド (牧草肥育)とグレインフェッド(穀物肥育)の輸出割合は53%と47%で、2005年とほぼ同じ となった。 上へ
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