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米国農務省、2012/13年度トウモロコシ等の需給見通しを公表 〜2012年農業アウトルックフォーラムから〜

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 米国農務省(USDA)は2月24日、農業アウトルック・フォーラム2012 の「穀物等の需給観測」のセッションにおいて、2012/13穀物年度(2012年9月〜2013年8月)のトウモロコシ生産量が過去最大になるなどの需給見通しを公表した。
 USDAは2月13日に公表した2021年までの長期予測(ベースライン)の中で2012/13年度の需給見通しを行っていたが、今回のフォーラムで微修正が加えられたことになる。
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トウモロコシ、生産量は前年比15%増、期末在庫は2倍に

 トウモロコシ価格が高水準で推移しており高い収益が期待されることを反映して、作付面積は前年を210万エーカー上回る9400万エーカーと予測している。1エーカー当たりの収量は1990年から2010年までの傾向から164ブッシェルと推測しているが、これは天候の影響で単収を大きく下げた前年を16.8ブッシェル上回る。この結果、生産量は過去最大となる142億7000万ブッシェル(前年比15.5%増)と予測している。
 生産量の拡大により価格が弱含むことなどから、飼料等向け、輸出向けが増加すると見込んでいる。ただし、エタノール輸出の減少とガソリン消費の減少見込みからエタノール向けは前年を5000万ブッシェル下回る(同1.0%減)と予測している。
 これらの結果、トウモロコシの期末在庫は前年の2倍超となり在庫率は前年の6.3%から12.0%に改善され、生産者平均販売価格は、1ブッシェル当たり前年より1.20ドル下げて5.00ドルになると予測している。
 2月24日のトウモロコシ先物(3月限)のシカゴ相場は、原油高などから前日比1.25セント高の640.75セントで引けた。

大豆、生産量は前年比6%増、期末在庫は同25%減

 大豆については、収益は高いもののトウモロコシには及ばないことなどから作付面積の拡大は見込めず、2012/13年度の大豆の作付面積は前年同の7500万エーカーと予測している。ただし、収穫面積を50万エーカー増の7410万エーカー、1エーカー当たりの収量をこれまでの傾向から前年より2.4ブッシェル増の43.9ブッシェルと見込み、生産量は同1億9400万ブッシェル増の32億5000万ブッシェルと予測している。
 また、1ブッシェル当たりの生産者平均販売価格は、前年を0.2ドル下回る11.5ドルと予測している。
 2月24日のシカゴ相場の大豆先物価格(3月限)は前日比2.25セント高の1279セントで引けた。

 なお、2012/13年度の穀物の需給予測は、同省世界農業観測ボード(USDA/WAOB)が5月に公表する世界農産物需給推計の月次報告から提供される。また、生産者の作付意欲調査結果が3月30日に公表される。
【中野 貴史 平成24年2月27日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-4397



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