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米国農務省、2011/12年産トウモロコシの需給見通しを据え置く

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 米国農務省世界農業観測ボード(USDA/WAOB)は3月9日、3月の世界農産物需給推計の月次報告を公表した。米国における2011/12穀物年度(穀物年度は9月〜翌年8月。以下、「年度」)のトウモロコシと大豆の生産状況については、すべて前月の予測値が据え置かれた。今回の報告では、トウモロコシは消費についても据え置かれ、大豆は国内消費量が100万ブッシェル上方修正されるもその他の消費については据え置かれた。

トウモロコシの需給予測は前月の数値を据え置く

 トウモロコシの需給予測について、USDAは米国の需給予測値を前月公表した値にすべて据え置いた。ただし、生産者平均販売価格については、中心値に変化はないものの、下値を前月の値から1ブッシェル当たり0.10ドル上げ、上値を0.10ドル下げて5.90〜6.50ドルになると予測した。
 今月のUSDAの需給予測は前月値を据え置いたことから、シカゴのトウモロコシ先物価格(5月限)の反応は限定的であったが、中国が米国産トウモロコシを買い付けるという憶測などもあり、上ぶれし9日の終値は前日比0.09ドル高の6.54ドルとなった。
 なお、ブラジルの生産量は上昇修正されたものの、南アフリカの生産量は下方修正されたため、世界の期末在庫は前月の値から0.7%下方修正された。

大豆は国内消費量を100万ブッシェル上方修正するも総消費量を据え置く

 大豆の需給予測について、USDAは米国の需給予測値を、種子等向けの増により国内消費量を100万ブッシェル上方修正しただけにとどめ、総消費量をはじめその他については、前月公表した値にすべて据え置いた。ただし、生産者平均販売価格は、下値および上値をそれぞれ前月の値から1ブッシェル当たり0.30ドル上げた。
 USDAの需給予測は市場関係者の予想範囲内であったことから、シカゴの大豆先物価格(5月限)は、公表直後は0.15ドルほど下ぶれしたものの徐々に値を上げて9日の終値は前日比0.0075ドル安の13.38ドルとなった。
 なお、干ばつの影響によりブラジルおよびアルゼンチンの生産量がともに下方修正されたことなどから、世界の期末在庫は前月の値から4.9%下方修正された。
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【前田 絵梨 平成24年3月12日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-4398



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