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米国農務省、トウモロコシは中国で消費が減少、大豆は南米の熱波で減産と予測

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 米国農務省世界農業観測ボード(USDA/WAOB)は4月10日、2011/12穀物年度(9月〜翌年8月)4月の世界主要農作物月次需給見通しを公表した。世界のトウモロコシ生産量は、8億6497万トンと前月の予測を上方修正し、期末在庫は1億2271万トンと下方修正した。 大豆の生産量は、2億4015万トンと492万トン下方修正し、期末在庫も5552万トンと178万トン下方修正した。

トウモロコシ、中国およびブラジルの消費量計220万トン下方修正

 世界のトウモロコシ生産をみると、南半球での生産量が落ち込んだ。アルゼンチンと南アフリカは熱波の影響で単収が落ち込み、アルゼンチンの生産量が2150万トン、南アフリカの生産量が1150万トンとなった。
 輸入については、メキシコ、インドネシア、ベネズエラなどで前月の予測から上方修正された一方、エジプト、タイ、コロンビアでは下方修正となった。これにより、世界全体の輸入量は、前月の予測から30万トン下方修正をし、9315万トンとなった。
 輸出については、メキシコで下方修正された一方、ブラジルが上方修正となった。これにより、世界全体の輸出量は、前月の予測から41万トン上方修正となった。
 消費については、インドネシアやエジプトで飼料向けが増加した一方で、中国では飼料向けが減少したことと、中国は在庫の放出を控えたことにより消費が低下した。ブラジルも飼料向けが減少したことにより、世界全体の消費は220万トン下方修正となった。
 なお、トウモロコシの期末在庫は、世界全体で輸出量が供給量を上回ったことから、182万トン下方修正され、在庫率は12.9%から12.7%と2カ月連続で減少した。

大豆、南米の生産量減少により期末在庫を178万トン下方修正

 世界の大豆生産量については、主に南米の減産が響き492万トン下方修正となり、2億4015万となった。ブラジルは、熱波と降雨不足により250万トン減の6600万トンとなり、アルゼンチンも干ばつの影響から、100万トン減の4500万トンとなった。 
 輸入については、メキシコ、ベトナム、イランで下方修正された。それにより、世界全体の輸入量は81万トン減下方修正をし、8845万トンとなった。
輸出については、アメリカが上方修正されたが南米で下方修正されたことにより、世界全体の輸出量は189万トン減下方修正をし、8900万トンとなった。
 なお、大豆の期末在庫は、今回、消費量、生産量とも減少したことから、178万トン下方修正されて、在庫率は16.6%から16.2%へと4ヵ月連続で減少した。
表1
表2
【山神 尭基 平成24年4月13日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-9532



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