[本文へジャンプ]

文字サイズ
  • 標準
  • 大きく
お問い合わせ
alic 独立行政法人農畜産業振興機構
畜産 畜産分野の各種業務の情報、情報誌「畜産の情報」の記事、統計資料など

ホーム > 畜産 > 海外情報 > 2012年 > 欧州委員会がBSE発生状況を公表(EU)

欧州委員会がBSE発生状況を公表(EU)

印刷ページ
 欧州委員会は、2010年のBSE発生状況を公表した。
 これによると、BSE陽性牛の頭数は45頭で、前年より減少した。

EUにおけるBSE対策

 欧州委員会は、2010年7月16日に今後5年間の伝達性海綿状脳症(TSE)対策の指針となる第二次TSEロードマップを公表。それに基づく牛海綿状脳症(BSE)関連対策は、特定危険部位、飼料規制、BSEサーベイランス※、BSE患畜同居牛の処分が示されており、食品の安全性の確保に対する処置が行われている。
 今回の公表された数字は、BSEサーベイランスの一環で実施されるBSEモニタリング・システムにより確認されたものである。このモニタリング・システムは、健康牛は、30か月齢以上、リスク牛(「死亡牛」、「緊急と畜牛」および「と畜前検査で何らかの臨床症状が認められた牛」は24か月齢以上のものについて検査が行われることになっている。
 ※BSEサーベイランス(BSE Surveillance :BSE検査・監督体制)の目標として「複数年にわたりBSEの有病率の動向を追うことにより、飼料規制や特定危険部位の除去などのBSE対策の効果を把握し、評価すること」となっている。

2010年、BSE陽性は45頭

 2010年のBSEモニタリング・システムに基づき検査を受けた牛頭数は7,504,787頭であった。そのうち、リスク牛は1,173,069頭、健康牛は6,330,680頭であった。378頭についてはBSE対策として疫学関連性を調べるために検査をし、660頭が受動検査(通常通報を受けて、検査)を受けた。
 2010年の発症頭数は、45頭であり、2009年の67頭より33%減少したものとなり、100万頭当たりの発症率は、0.09から0.06へと減少したこととなった。
 発生国の内訳は、スペイン、フランス、アイルランド、オランダ、オーストリア、ポーランド、ポルトガル、スロバキアおよび英国であった。
 
 
【矢野 麻未子 平成24年7月3日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-9805



このページのトップへ

Copyright 2016 Agriculture & Livestock Industries Corporation All rights Reserved.