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2012/13年度のトウモロコシ生産量を上方修正(ブラジル)

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 ブラジル食糧供給公社(CONAB)は4月9日、2012/13年度の第7回目(10月〜翌9月)となる月例の主要穀物作付状況調査報告を公表した。これによると、トウモロコシの生産量見込みは前年度比6.1%増の7,745万トンと前月予測(7,607万トン)を上方修正した一方、大豆については同23.4%増の8,194万トンと前月予測(8,190万トン)をわずかに下回った。

 参考 2012/13年度の大豆生産量は降雨によって下方修正(ブラジル)
表1

トウモロコシ:第2期作トウモロコシ作付けがほぼ終了

 ブラジルでは年2回のトウモロコシの作付けが行われるが、中西部を中心とする第2期作の作付けがほぼ終了した。第2期作トウモロコシ作付開始時には、多雨により前作の大豆収穫の遅れから、他の作物に転作される可能性も示唆されていた。しかし実際には、他の作物で初期生育段階に害虫が発生したため、技術的に推奨される作付終了時期の2月末を過ぎてもトウモロコシの作付けが継続され、3月中旬まで第2期作の作付けが行われた。これを受け今回の報告では、作付面積は前年度比13.4%増の864万ヘクタールとなり、前月の予測(827万ヘクタール)から上方修正された。
 マットグロッソ州農業経済研究所(IMEA)によると、最大の生産州であるマットグロッソ州でも第2期作トウモロコシ作付けの一部が3月中旬までずれ込んだが、十分な降雨があったことから作物の生育は順調とされる一方で、害虫や疾病の発生も懸念されている。
表2
表3

大豆:新興農業地域MATOPIBAの生産量予測を下方修正

 大豆の主要生産地域である中西部および南部では、降雨によって作付けおよび収穫に遅れが生じた。特に中西部では、農協や穀物取扱業者への販売時の水分量が高かったため、生産者は販売価格を下げざるを得ない状況となっている。IMEAによると、マットグロッソ州での収穫は4月11日時点でほぼ終了している。
 一方、新興農業地域MATOPIBAは干ばつとなっており、特にピアウイ州やバイア州西部では、単収がそれぞれ前年度比31.3%減、21.1%減と大幅な減産見込みとなった。このため、2012/13年度の大豆の生産量は前年度比23.4%増の8,194万トンとの見込みながら、2カ月連続で下方修正された。
表4
【岡 千晴 平成25年4月22日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-8609



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