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米国農務省、2013/14年度のトウモロコシの生産量をわずかに下方修正

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 米国農務省世界農業観測ボード(USDA/WAOB)は6月12日、2013/14穀物年度(2013年9月〜2014年8月)における国内外の主要農作物の需給見通しを公表した。これによると、米国におけるトウモロコシの生産量は、現在の生育環境および今後の天候予測による単収の減少見通しにより前月からわずかに下方修正された。

トウモロコシ、単収見通しを下方修正

 米国におけるトウモロコシ生産量は、5月中旬頃から作付進捗率が進展したものの、依然、コーンベルト地帯において降雨および低温状態が続いていることに加え、7月下旬頃の高温環境により受粉期に影響を受けるとの見込みから前月から1億3500万ブッシェル(343万トン)下方修正された。単収は、生育状況の悪化が見込まれることから前月から1.5ブッシェル引き下げられた。
 一方、トウモロコシ総消費量は、前月から7000万ブッシェル(178万トン)下方修正された。この減少は、エタノール向けおよび食品向けなどが前月の値から上方修正されたものの、飼料等向けがトウモロコシの価格高に伴う消費の落ち込みやトウモロコシに代わりDDGSの使用量が増加すると見込まれたことによるものである。なお、輸出向けは前月の値が据え置かれた。
 期末在庫量は、生産量の減産見通しが総消費量を上回ったことにより前月から5500万ブッシェル(140万トン)引き下げられ、期末在庫率は15.2パーセントとなった。
 また、生産者平均販売価格は、生産量が下方修正されたことにより先月の値から下値、上値が引き上げられ1ブッシェル当たり4.40〜5.20ドルになると予測している。

大豆価格はわずかに上方修正

 2013/14年度の大豆の需給見通しは、生産および消費見通しは全て前月の値が据え置かれた。一方、生産者平均販売価格は、需要が今後高まると見込まれることから先月の値から下値、上値が引き上げられ1ブッシェル当たり9.75〜11.75ドルになると予測している。
表
【山神 尭基  平成25年6月13日発】
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