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米国のトウモロコシ作付面積、2010年以降過去最低の見込み

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 米国農務省(USDA)は3月31日、2014年度の穀物等の作付面積(作付意向調査結果)を公表した。これによると、トウモロコシの作付面積は、好調な大豆価格を背景に大豆への転作が進むとみられることから、前年比3.9%減(146万9600ヘクタール減)の3667万6000ヘクタールと、2010年以降では最低水準の見込みとなった。主要生産州の作付面積を見ると、アイオワ州およびミネソタ州を除いて前年を下回っている。特にかん漑設備を有し、トウモロコシ栽培に適したネブラスカ州では同5.5%と減少が目立っている。
 なお、4月1日のシカゴのトウモロコシの先物価格は、作付面積の減少が見込まれることから5月限は7ヵ月ぶりに高値をつけ、1ブッシェル当たり507.50セントで引けた。
 一方、大豆の作付面積は同6.5%増(198万4000ヘクタール増)の3259万7200ヘクタールと過去最高が見込まれている。主要生産州の作付面積を見ると、特にミネソタ州(同10.4%増)、ネブラスカ州(同12.5%増)で大幅な増加が見込まれている。
表1
グラフ

大豆在庫量の減少により、大豆先物価格は上昇

 同日、米国農務省は3月1日時点の穀物の在庫量を公表した。これによると、トウモロコシの在庫量は前年同時比29.7%増の1億7796万トンとなり、市場予測を下回る結果となった。減少の要因は、豊作により国内外のトウモロコシ需要が増加していることを挙げている。トウモロコシの在庫量の推移を見ると、農家での在庫量は同44.6%増となり、トウモロコシ価格が安値で推移している中、農家が売り渋っていることが伺える。
 大豆の在庫量は、同0.6%減の2700万6700トンと市場関係者の予測をわずかに上回った。大豆の在庫量の推移を見ると、トウモロコシとは対照的に大豆価格が好調であることから、農家の在庫量は16.4%減となった。
 4月1日のシカゴの大豆の先物価格は、在庫量の減少が見込まれたことから5月限は前日比20.50セント高の1ブッシェル当たり1484.50セントで引けた。
表2
【山神 尭基 平成26年4月2日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-9532



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