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フォンテラ社、新年度の生産者乳価を公表(NZ)

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 ニュージーランド(NZ)最大手の酪農協系乳業メーカーであるフォンテラ社は5月25日、2016/17年度(6月〜翌5月)の生産者乳価の支払見込みを、乳固形分1キログラム当たり4.25NZドル(323円:1NZドル=76円)とすると公表した。フォンテラ社は、酪農乳業改革法によって、新年度前に生産者乳価の支払見込みを公表することとなっており、今回の公表はそれに基づくもの。
 なお、1株当たりの配当金(注)については、7月に改めて発表するとしている。
フォンテラ社の生産者乳価改定の推移
 2016/17年度の生産者乳価は、2015/16年度(年度末)の3.90NZドル(296円)より0.35NZドル(27円)高いものの、依然として低水準が続くこととなる。これは、世界的な生乳生産量の増加などによる乳製品国際価格の低迷や、NZドル高で推移する為替相場が、NZの生乳生産に影響していることが背景にあるとみられる。
 しかし、フォンテラ社は、これまで取り組んできたプロダクト・ミックスの修正に伴う業績改善が奏功し、収益性のさらなる向上を見込んでいる。また、世界の人口増加やアジアの中間所得層の拡大、都市化や食の欧風化の進展に伴って、乳製品需要が2〜3%程度増加し、これを受けて乳製品国際価格も上昇するとみている。
 フォンテラ社が発表した新年度の生産者乳価は、一部現地報道によると、引き続き多くの酪農家にとって損益分岐点を下回るものであり、乳製品国際価格の回復についても、2017年後半まで時間を要するとの見方もある。
注:通常、フォンテラ社へ生乳を出荷する生産者は、生乳出荷実績に応じてフォンテラ社の株式を取得する(乳固形分1キログラムに対して1株)。このため、最終的に生産者に支払われる金額は、生産者乳価と配当金を合わせた金額となる。
【竹谷 亮佑 平成28年5月30日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-9532



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