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欧州の野菜生産、気象条件悪化の影響が深刻化

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最終更新日:2016年9月28日

 欧州の野菜・果物の加工産業を代表するPROFEL(欧州野菜果物加工業者協会)は9月20日、欧州北部の野菜生産について、気象条件の悪化が収穫量の減少を招いていると発表した。  
 
 これによると、欧州北部では、2016年の5月から6月にかけての記録的な大雨の影響で、播種の時期が遅れ生育も緩慢な状況が続いていた。さらに、7月から9月中旬まで、一転して記録的な高温乾燥気候が続き、これらの不安定な気象条件の影響から、単収の減少が顕著となっている。  
 具体的には、英国、フランス、ドイツ、オランダ、ベルギーにおける2016年の単収の平均が、さやえんどう(Pea)は31%、ほうれん草は30%、ミニにんじん(Baby Carrot)およびパリ風にんじん(Parisian Carrot)(※)は37%、それぞれ前年を下回っている。また、収穫が全て終了していないものの、さやいんげん(Green Bean)も前年を20〜25%下回ると見込まれている。
 これらに加え、具体的な数値は明らかにされていないものの、カリフラワー、かぼちゃ、かぶ、キャベツ、しょうが、ケールなど、その他の多くの品目についても、収穫量の減少が見られている。
 
 また、東欧、南欧においても、記録的な高温の影響により、ブロッコリー、さやえんどう、スイートコーンなどの収穫量が前年を下回っている。

 なお、日本のEUからの主な輸入野菜(加工品を含む)は、生鮮ジャンボピーマン、冷凍ばれいしょ、トマト加工品などであるが、これらの品目の具体的な影響については発表されていない。


※ミニにんじんは、小ぶりの細長いにんじん。パリ風にんじんは、小ぶりのラディッシュに似た形状のにんじん。


【根本 悠 平成28年9月28日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-9806



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