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2016年の豚肉輸出量、過去最高に(カナダ)

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 カナダ統計局によると、2016年の豚肉輸出量は前年を6.1%上回る124万6276トンとなり、過去最高記録を更新した(図1)。この要因としては、安価な飼料穀物を背景にカナダ国内の肉豚生産が堅調であったことに加え、中国の需要増や比較的安く推移したカナダドルが豚肉輸出を支えたことが挙げられる。
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 輸出先国別に見ると、日本向けは前年並みの22万371トンとなった。飼養頭数が減少しており、世界各国から豚肉輸入を増やしている中国向けは31万2494トンと、前年の約2.4倍に達し、全体の25.1%を占めた。これに伴って他国向けはおおむね前年を下回り、特に2015年に好調だった台湾向けや香港向けは、それぞれ前年比で約5割の減となった。
 なお、最大の輸出先国である米国は、前年比8.6%減の40万7308トンであった。米国内でも肉豚生産が高水準で推移しており、カナダ産豚肉に対する需要が低下したことも要因の一つとみられる(表)。
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  また、同年の輸出額は、前年を11.0%上回る38億1241万3000カナダドル(3316億8000万円:1カナダドル=87円)となった。内訳を見ると、シェア38.9%で第1位の米国は14億8413万7000カナダドル(1291億2000万円)と前年を1.1%下回ったのに対し、シェア28.2%で第2位の日本は前年比13.7%増の10億7426万8000カナダドル(934億6000万円)となった(図2)。
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 本件に関連してカナダ豚肉協議会(Canadian Pork Council)は2016年2月14日、プレスリリースを発出し、海外市場アクセスの条件が改善されれば、カナダの豚肉産業は世界の豚肉需要を満たすことが出来るとした。また、同プレスリリースではリック・バーグマン会長も市場アクセスの重要性に触れ、日本や中国といった市場への輸出機会が増えれば、同産業に対する投資が誘発され、カナダ全土の雇用創出にもつながる旨を述べるとともに、国中の豚肉産業関係者は、カナダ政府が農業・食品貿易における障壁や貿易を歪める補助金を削減し、さらなる市場アクセスの拡大に向かって積極的に前進することへ期待を寄せているとした。
【調査情報部 平成29年3月3日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-9533



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