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サトウキビなどの2016/17年度生産実績および2017/18年度生産見通しを公表(ブラジル)

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最終更新日:2017年4月24日

1 2016/17年度の砂糖生産はかなり増加

 ブラジル国家食糧供給公社(CONAB)は4月18日、2016/17年度(4月〜翌3月)第4回サトウキビ生産状況等調査結果報告を公表した。同調査は、同年度におけるサトウキビ、砂糖およびエタノールの生産予測を毎四半期に公表するものであり、今回が最終報告となる。
 これによると、サトウキビの栽培面積は、905万ヘクタール(前年度比4.6%増)とやや増加したものの、前回報告から6万ヘクタール下方修正された(図1)。このうち、中南部は813万ヘクタール(同5.8%増)、北東部は92万ヘクタール(同5.1%減)であった。
一方、サトウキビ生産量は6億5718万トン(同1.3%減)とわずかに減少した(図2)。これは、サトウキビの新植が進まず、1ヘクタール当たりの収量が72.6トン(同5.6%減)とやや減少したためと考えられる。
 砂糖生産量は、前回報告から112万トン下方修正されたものの、3869万トン(同15.5%増)とかなり増加したのに対し、エタノール生産量は2781万キロリットル(同8.7%減)とかなり減少した(図3、図4)。これは、国際砂糖価格が高水準にあることから、製糖企業がサトウキビの砂糖への仕向け割合を増加させたことによる。なお、エタノール生産量のうち、無水エタノールは1107万キロリットル(同1.2%減)とわずかに減少し、含水エタノールは1673万キロリットル(同13.1%減)とかなり減少した。

2 2017/18年度の砂糖生産は前年度並みの見込み

 CONABは、同報告で2017/18年度の第1回生産見通しも公表している。
 これによると、サトウキビの栽培面積は、884万ヘクタール(前年度比2.3%減)とわずかに減少すると見込まれる。このうち、中南部は790万ヘクタール(同2.8%減)、北東部は93万ヘクタール(同1.7%増)と見込まれる。
 サトウキビ生産量は、栽培面積はわずかに減少するものの、1ヘクタール当たりの収量が73.3トン(同0.9%増)と見込まれるため、6億4763万トン(同1.5%減)とわずかな減少にとどまると見込まれる。
 砂糖生産量は3870万トンと、前年度から1万トン上回り、過去最高に達すると見込まれる。これは、製糖歩留まりが向上していることに加え、砂糖への仕向け割合が引き続き増加することが予想されるためである。
 一方、エタノール生産量は2645万キロリットル(同4.9%減)とやや減少が見込まれる。このうち、無水エタノールは1138万キロリットル(同2.8%増)とわずかな増加が見込まれるのに対し、含水エタノールは1507万キロリットル(同10.0%減)とかなりの減少が見込まれる。
図1
図2
図3
図4
【佐々木 由花 2017年4月24日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-4396



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