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米国:2011年の食品に係る消費者物価指数は、前月同の前年比3.0〜4.0%上昇の見込み

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最終更新日:2011年8月26日

 米国農務省経済調査局(USDA/ERS)が毎月公表している食品の消費者物価指数(CPI)の見通しによると、8月25日時点において、2011年の米国食品全体のCPIは前年を3.0〜4.0%、食品全体のうち、外食は同3.0〜4.0%、家計消費は同3.5〜4.5%上回ると予測されている。なお、これら予測値はいずれも前月から据え置かれている。2009年〜2010年における食料品価格の高騰は比較的弱いものであったが、2011年は農産物およびエネルギーの価格高騰と世界の食料需要の増大とがあいまって、食料品価格は上昇しており、CPIを押し上げることとなっている。
 家計消費については、全ての品目で前年を上回っている。食肉全体のCPIは、飼料費や燃料費など生産コストの増加を反映して上昇し、このうち牛肉は前年比7.0〜8.0%、豚肉は同6.5〜7.5%、鶏肉は同2.5〜3.5%上昇した。また、牛乳・乳製品については、堅調な国内需要を反映して、同5.0〜6.0%の上昇となった。なお、これら畜産物のCPIはいずれも前月公表の数値から据え置かれている。
 一方で、穀物とパン製品については、中西部の洪水の影響から小麦の生産が落ち込み、価格が高騰したことなどから、前月に公表された同3.5〜4.5%の上昇から上方修正され、同4.0〜5.0%の上昇となった。

 2012年の食品全体のCPIの上昇についてUSDA/ERSは、前年比2.5〜3.5%の上昇と、前年と比べると弱まるものの、過去20年の平均をわずかに上回ると予測している。また、食品全体のうち、外食は同2.0〜3.0%、家計消費は同3.0〜4.0%上回ると予測されている。なお、これらはいずれも前月公表の数値から据え置かれている。
 今回の公表では、前月の公表値が高かった牛肉および豚肉、油脂類については、食料品価格のインフレの状況が弱含むとの見込みに基づき下方修正され、生鮮果実・野菜については、7月までの実績値において上昇率が拡大していることを踏まえ上方修正された。
 なお、この見込みは気候が正常であるということを前提としており、今後、干ばつなどの異常気象により農作物の生産量が減少した場合にあっては、この予測値は修正される。
7月のCPI
【前田 絵梨 平成23年8月26日発】
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農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-4398



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