砂糖 砂糖分野の各種業務の情報、情報誌「砂糖類情報」の記事、統計資料など

ホーム > 砂糖 > 砂糖・異性化糖の国内需給 > 砂糖の国内需給

砂糖の国内需給

印刷ページ

最終更新日:2010年7月1日

砂糖の国内需給

2010年7月

調査情報部

1.国内の需給構造

 
 
 
 
 
 

2.輸入動向

 財務省「貿易統計」によると、2010年4月の甘しゃ糖・分みつ糖の月別輸入動向は、タイと豪州からの2カ国のみであり、前年同月比39.8%増、2万7994トン増加の9万8246トンであった。また、同月の平均輸入価格は、前年同月比で38.9%高、1万3824円上昇の1トン当たり4万9333円であった。
 
 
 
 
 一方、国別で見ると、4月はタイが2万4311トン(前月比△59.3%、△3万5450トン、前年同月比△65.4%、△4万5941トン)、豪州が7万3935トン(前月および前年同月実績なし)となっている。
 
 また、同月の国別輸入価格は、タイが4万6269円(前月比△9.0%、△4567円、前年同月比+30.3%、+1万760円)、豪州が5万341円(前月および前年同月実績なし)となっている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

3.市場の動き

〜荷動きは大小袋とも小動き〜
 
 5月の砂糖の荷動きは、GW期間中、全国的に好天に恵まれたこと、その後まずまずの天候が続いていることで、プラス要因になることが期待されたが、先安観が払拭されない中、当用買いの姿勢が強く大小袋とも小動きで、前年水準を大きく下回っている。さらに、先月に引き続きオーダーは小口化し配送コストが上昇している。
 
 5月の砂糖の日経相場(東京)上白大袋価格は、3月に建値(出荷価格)を1キログラム当たり6円引き上げて以来、同182〜183円の水準で推移している。
 
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:情報課)
Tel:03-3583-8713